週末職人

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瞑想のススメ~思考を観察する~

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「瞑想をすると良いですよ」とは、よく聞きますよね。アップル社の創業者スティーブ・ジョブズがある種の火付け役となり、世界的企業のトップをはじめとして多くの企業でも取り入れられている『マインドフルネス』も、簡単に言うと瞑想です。『マインドフルネス』なぜあれほど広まったかというと、手軽にできるのに、その効果がとても大きいからです。

          瞑想のススメ~思考を観察する~

瞑想をすると、不安やストレスを減り、集中力や記憶力がアップし、リラックス効果によって継続的に幸福感が高まると言われています。瞑想を毎日行うと、脳の皮質領域が厚くなったり扁桃体が小さくなるといった、脳の仕組み自体が変化し、様々な能力が向上したり、体質が改善されるなど具体的な変化が起こることが科学的にも証明されています。

私自身は、本格的に瞑想に取り組んでいるわけではないのですが、1日に10分程度、目を閉じて思考を無にする時間をとっています。と言っても、大抵は入浴中に行うので、特別に座禅を組んだりもしていません。でも、こんなことだけでも、やる前と比べると大きな違いを感じています。

個人的な感想で恐縮ですが、瞑想を行うことの最初の大きな収穫は、「自分がいかに様々な雑念にとらわれているかに気づけること」だと思います。「今から瞑想する。何も考えない。呼吸に意識を向ける。」と、目を閉じます。そして呼吸に集中し「無」になってるはずなのに、ふと気づくと、頭の中では様々な『おしゃべり』が続いているのです。この『おしゃべり=雑念がわいてくる』ことが分かるようになることで、日中のその他の時間(瞑想をしていない時間)でも、自分の思考に気づけるようになるのです。

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人間は1日に約6万個もの物事を考えていると言われています。つまり頭の中で、自分と6万回以上も”おしゃべり”しているのです。眠っているときを除くと常に何かを思考している状態なわけですが、その6万回のうち95%は前日と同じことを繰り返し考えていて、80%がネガティブな事柄なのだそうです。

一人で歩いている時や乗り物に乗ってボーっとしているときには、とりわけ頭の中の”一人おしゃべり”が活発(?)になるものですが、瞑想を続けて「思考に気づける」ようになると、「あ、またどうでもいいこと考えてる」「余計なこと考えてる」とすぐにネガティブな雑念にも気づけるのです。そして、その思考(雑念)の内容を意識的に修正(自分にとって心地よいものに)・コントロールできるようになります。感覚的には、「自分の思考を、距離をもって眺められる・観察できる」という感じです。

さらに、瞑想を毎日の習慣にしていくことで、『脳内一人おしゃべり=雑念』が減って、目の前のことに集中できるようになってきます。これが、いわゆる「引き寄せ」で言われるところの、「今ここに集中する」というものじゃないかなと、これまた勝手に思っているのですが。

私がやっている方法は、正しい方法での瞑想とは言えないのかもしれません。でも、お風呂で10分程度の静かな「無(を目指す)」のひとときを持つだけで、やっていなかった時とは明らかに、普段の思考方法に違いを感じています

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瞑想は、1日15分程度でも十分効果があると言われています。最初は、たった5分でも目を閉じてジッと「無」を目指すのは難しいかもしれませんが、毎日続けるうちに徐々に慣れて、長い時間瞑想できるようになります。新しく始めたことは3週間続けると習慣化されると言われていますので、まずは1日15分程度の瞑想を、3週間継続することを目標に始めてみてはいかがでしょうか? 瞑想は、その方法も多くの種類がありますので、書籍などを参考に、自分に合いそうなものをいくつか試してみると良いと思います。

今日もお読みくださいまして、ありがとうございました。

こちらはスティーブ・ジョブズが「青春時代にむさぼり読んだ」本だそう。

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