朝晩は、めっきり冷え込むようになりました。
毎日早朝の通勤電車に乗っていたころ、
寒い季節は駅のホームで電車を待つ時間が
本当にツラかった。
どれほど着込んでも、冷えが靴を通して
足裏から伝わってきて、感覚がなくなるほど。
そして身体が冷えると、
気持ちまで滅入ってしまうんです。
だけどその分、暖かい屋内に入っただけで
その温かさにホッとして、
ささやかな幸せをかみしめ(?)られる
オマケもついてきますが。
ただ、いずれにしても、
身体が冷えると免疫力が下がります。
寒いと体に力も入るので、
肩こりもひどくなりますしね。
冷えから体を守るには、
「首」を温めるのが
手っ取り早くてお勧めです。
「首」には手首・足首も含みます。
この部分をそれぞれ、
マフラーやストール、スカーフ、
手袋、ハンドウォーマー、
靴下、レッグウォーマーなどで
しっかり保温しておくと、
その他の部分にたくさん着込むよりも、
より効率良く体温を保てるのだそうです。
特に、「首」は神経もたくさんあって、
ここを冷やすのは万病のもとです。
なので、室内でも
薄手のスカーフを巻いたりして、
常に温めておくのが良さそうです。
首を温めれば血流も良くなって、
肩こりの予防にもなりますね。
それに首まわりが暖かいと
気分的にもホンノリと緩むというか、
なんとなく幸せな心地にもなれますから。
ついで話ですが、
「首回りを温める」と聞いて
私がいつも思い出すのが、
学生時代に同じサークルに居た男の子のこと。
彼は雪国出身の人でしたが、そのせい(?)か、
底冷えのする京都の冬にもめっぽう強くて、
本当の真冬以外はコートも着ずに
厚手のニットだけで平然と出歩いていました。
ただ、とにかく薄着ではあるものの、
必ず首にだけは、かなりのボリュームある
マフラーを、グルグル巻きにしていたのです。
その当時は、単に
「寒さに強い(ちょっと変わった)人」
くらいにしか思ってませんでしたが、
薄着でも平気だった理由は、
首に何重にも巻いたマフラーだったのか、と
今頃思い至っている次第です。
今日もお読みくださいましてありがとうございました。