潜在意識に刷り込まれたことは、
やがて現実世界に反映されます。
その潜在意識のドアは、
脳波がアルファ波~シータ波状態になる
眠る直前や、目覚めた直後の
ウトウトしているときに開くのだそうです。
だからベッドに入ったら、
ネガティブな事を考えたりせず
できるだけ楽しいことや、幸せなことを
思い出したり、想像しながら
眠りに入るのが理想だとも言われます。
子供の頃、夏休みの夜に放送されていた
ホラー映画や怖いドラマを見てしまったとき、
ベッドに入っても、その映像が思い出されて
なかなか眠ることができませんでした。
やっと眠りについても、怖い夢を見て
夜中に目覚めたり。
小説や漫画で、同じような”恐怖物”を読んでも、
そこまで記憶に残ることは
なかったように思うのですが。
人間は、何か文章を記憶しても1時間も経つと、
その56%を忘れてしまうそうです。
一方で、動画(映像と音声)の場合は、
文字だけのコンテンツより2倍も強く
人の記憶に留まり続けると言われています。
寝る前に、テレビを見るのは良くない
と言われるのは、そういうことも
理由の一つです。
特に、報道番組で扱われるような、
悲惨な事件や事故の映像を見るのは
望ましくありません。
日中であっても心に強い不安を与える
ネガティブな内容の動画は、
まして寝る前にそのようなものを見てしまうと、
その不安を鮮明に抱えたまま
眠りにつくことになってしまいます。
眠る直前の思考は、
寝ている間に潜在意識に刷り込まれます。
今では、テレビに限らず、
布団の中にまで動画を持ち込むことが可能な
スマホやタブレットというデバイスが
登場しています。
寝る前にそれらを使用することの弊害は、
ブルーライトによる睡眠の質の低下だけでなく、
眠る直前に記憶に取り込まれる情報に関しても
言えるのです。
潜在意識にどんな情報を送るのか。
寝る前に、自分が目にするもの、
記憶に取り込むものには、
十分な配慮が必要です。
今日もお読みくださいましてありがとうございました。