週末職人

気持ち美人に生きる知恵とお作法、英語学習と時々、DIY製作記録。

リバティで数寄屋袋

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仕事が休みの週末は、和装で過ごすというくらいトラディショナルな日本文化にドはまりしているイギリス人の友達に頼まれて、リバティプリントで数寄屋袋を仕立てました。

 

数寄屋袋とは、 お茶席に必要なふくさや懐紙、扇子などの小物をまとめて入れる袋のこと。

 

和装小物なので、通常は和生地というのか、帯のような織物で作られています。

 

最近は「数寄屋バッグ」と呼び変えて、チェーンなどの持ち手をつけてクラッチバッグとして持つ方もいるようで、私の友人も同じことを思いついたようです。

 

生地もサイズもお任せすると言われて、ハテどうしたものかと一瞬悩みましたが、洋服と一緒に持っても違和感のないファブリックということで、リバティプリントを選んでみました。

 

色々と魅力的なデザインが多く迷いましたが、最終的にはウィリアム・モリスのデザインした「Lodden Wood」をピックアップ。

 

いくつか色展開されてましたが、ここは私の好みでグレイッシュなイエローブラウンを選び、内布にはトーンの似通ったフラックスカラーのリネンを合わせることにしました。

 

Loddenの生地はタナローンで非常に薄手なので、数寄屋袋としての形をしっかり出し、更には型崩れさせないように、厚手の接着芯を二重に重ねて貼りました。

 

内布のリネンにも、こちらは中厚くらいの接着芯を貼り、バッグとしての厚みもでるように。

 

数寄屋袋の作り方を説明すると、正方形の布を直線縫いするだけ。

 

見た目もシンプルな形で簡単に作れるように思うのですが、実際に作ってみると、なかなかに手間ががかかりました(私は)。

 

表側と内側を合わせて縫うときに、表から見た時に内布が0.5mmほど見えるようにしようとか、元来は和小物だから最後は手縫いで仕上げようとか、訳の分からないこだわりにとらわれたせいなのですが。

 

何でもそうだけど、ヘタに凝ったことをすると労力がかかります。

 

最後は開閉部分に飾りのビンテージビーズを縫い付けて、思ったよりも時間がかかってしまいましたが、タナローン生地のシルクのようなしなやかな手触りとつやが活かされつつ、接着芯の重ね使いが効いてしっかりハリのあるバッグに仕上がりました。

 

「Lodden Wood」のファブリックは色違いでいくつも展開されているので、違う色味の生地で仕立ててイメージの違いを楽しんでもいいかもしれませんね。

 

LoddenSUKIYAbag

 

LIBERTYリバティプリント・国産タナローン生地(エターナル)<Lodden Wood>(ロデン・ウッド)2349009WE

 

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