週末職人

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【DIY】縫わずに作る。口金仕立てのカードケース

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前回に引き続き今回も、
口金を使ったケース作りのお話です。

「縫わずに作るがま口シリーズ」
というわけでもないのですが、
今日のコレ ↓ も、針・糸使わず
接着剤だけで仕上げています。

今回作ったのはカードケース。
カードリフィルを仕込んで、
20枚ほど収納可能になっています。

 

【DIY】縫わずに作る。口金仕立てのカードケース


作り方としては「扇子ケース」と同じく
表布と内布の2枚仕立てです。

 

材料は、
 表用と裏用、ポケット用の生地それぞれ
 接着芯
 木工用ボンドまたは両面テープ
 口金


まず、
口金を全開したサイズと同程度の
接着芯を2枚切り出し、
それぞれ生地に貼りつけます。

この写真の口金の場合なら、
接着芯サイズは約16×12cm。

そして”のりしろ”を1cm程つけて
生地をカット。

表布・内布ともに、のりしろを全て裏側に倒して
ボンドや両面テープで貼り付け処理しておきます。

表布はそれで完成。

 

 

内布には、カードリフィルを差し込むための
ポケットを両サイドに付けます。

写真のカードケースなら
ポケット幅を6cmほどで作ったので、
接着芯は6×12cmが2枚。

それらをポケット用の布に貼ります。

これらも”のりしろ”は1cm程度取って
布をカットします。

 

そして、リフィルの差し込み口となる
片側の長い辺だけ、
のりしろを裏側に折返して接着しておきます。

残りの3辺は、土台の内布の両端に
ピッタリ重ね合わせてから、
土台ごとのりしろで包んで裏側で接着します。

 

 

あとは、表布と内布の裏面同士を
ボンドや両面テープで張り付けて、
口金にはめこめば完成です。

貼り付けるときは、
全面に糊付けする必要はなく、
中央と4辺グルリを貼るくらいでもOKです。

 

【DIY】縫わずに作る。口金仕立てのカードケース


前回ブログに書いた「扇子ケース」もそうですが、
このカードケースなども
カルトナージュでよく作られますね。

カルトナージュの場合は、
接着芯の代わりにケント紙を貼り付けます。

紙を貼るので、その分ピシっと張りがあるというか
固めにキリっと仕上がるという印象です。

 

ただ、私も以前カルトナージュで
同じようなケースを作ったことがありますが、
実際に使った時の感触・感覚は、
接着芯を貼ったもののほうが
しなやかで使いやすく感じました。

ケースを開閉するときに
中央の部分(折れ曲がる部分)が、
紙だとなんとなくゴワつく感じがしたのです。

ま、私の作り方がヘタだったのかもしれませんし、
好みの問題もあるでしょうけどねw

 

 

ちなみに、接着芯を使って作る際は、
表布には少し厚手の、
内布にはやや薄手の接着芯を貼ると、
仕上がりがより良くなりそうです。

使う生地の厚みにもよりますが、
外側はしっかり張りがあるほうがキレイですし、
内側は融通のきく柔らかさがあったほうが
使うときにストレスを感じません。

 

ついでに。
カードリフィルを使わなくても
ポケットだけで十分に
カードホルダーの役目は果たせます。

「名刺入れにも使える?」かと
一瞬思ったけれど、
ビジネス対応としては少々ラフすぎる
かもしれません。

でも口金のデザインが変われば
それなりに可能でしょうね。

 

 

今日もお読みくださいましてありがとうございました。

 

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