2021年の最初の記事は、やはり
ブログタイトル『週末職人』らしく
DIYネタでいきたいと思います。
去年11月頃からほんの少しずつ
ヒマを見つけては編んでいた、
なわ編みの四角い編地。
何かを作ろうと意図して
編み始めたものではなかったので、
なんとも中途半端なサイズに
出来上がってしまい、
(要するに毛糸がなくなった)
どうしたものかと思案していました。
そんなとき年末の外出先で、ある女性が
同じような毛糸の編み地で仕立てられた
大ぶりの口金式ハンドバッグを
持っているのを見かけたんです。
それを見て、
こういうパターンも有りなのか!
と、目からウロコが落ちたついでに
作ってみたのがこのポーチです↓。
ポーチにしたのは単純に
バッグにするには編み地のサイズが
小さかったから(;'∀')
まあ小さいといっても、
口金幅が19cmありますので
ポーチとしては大き目だと思います。
作り方は、いわゆる普通のガマグチと
ほとんど同じ感じです。
ただ、今回は表地に相当するものが
毛糸なので、ここには接着芯は貼らず、
通常の内布にあたる生地の裏に
厚手の芯を貼りました。
そしてその内布には、アイボリーの
夏用の無地の帯地を使用しています。
かなり以前に入手したもので、
まだ帯に仕立てられる前の織物生地です。
帯用の織物なので、その生地自体も
しっかり厚みがあります。
そこにさらに厚手の接着芯を貼ったので
ほとんど箱(←大げさ)というくらい
内布部分はガッチリと仕上がりました。
その「箱」を覆うように、
表地である編み地をかぶせている
という仕組みです。
こうすることで表は毛糸のふっくらした
柔らかさがキープできますし、
内側はガッチリなので
型崩れもしにくいかと思うのです。
ちなみに今回、内布に帯地を使ったのは
たまたま表の毛糸と同じ色だったから
というだけの理由です(゚д゚)!
出来上がりを見てみると、
口金のデザインがもう少し華やかだったら
クラッチバッグとしても使えたかな、
という気もします。
もっとも、これもいつもの作り手の欲目、
手前ミソというものでしょう(笑)。
今日もお読みくださいましてありがとうございました。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。