今回は久しぶりの「口金」シリーズ。
作ったのは、印鑑が廃止されようとしているこの時代に
逆行するかのような「はんこ」ケースw。
べつに印鑑に限らず、口紅やアクセサリー、
カギやアメ玉を入れてもいいんですけどね。
要するに、それくらいの小さなモノを入れる用の
口金ケースが「今日のコレ」です。↓
コレ:口金仕立てのミニケース
作り方は、
表布・内布の裏面に接着芯(または薄紙)を貼る。
接着芯を貼った面にボンドを塗布して、
表布と内布を貼り合せる。
それを口金に嵌め込むだけです。
上の写真のケースは、
内布に撥水効果のある人工皮革を使って、
少しの汚れなら拭き取れるようにしました。
朱肉がついても拭けるから、
「はんこ入れ」ということに。笑
表布は、スペイン製の織物生地。
モール糸が織り込まれているので厚みがあり、
ベロア調の手触りも気持ち良いです。
縫う手間も面倒もなく、
作る作業の簡単さに比べると
わりと見栄えのする仕上がりで、
非常に作業効率?の良い作品です。
小さな布を活かせるので、
捨てるに捨てられないといった
お気に入りのハギレ等があれば、
この方法で日の目を見せてあげても
良いのではないでしょうか。
口金は100円ショップのもので十分ですしね。
よく似たものが、河原町あたりの店先で
「1800円」なんて値札とともに
並んでるのを発見したとき、
「ワタシは300円で作ったワ」
と妙に得意な気分になれるのでしたw
今日もお読みくださいましてありがとうございました。