フラワーこてを買って以来、
ほぼ毎日１コ、のペースで
カメリア作りを練習しています。
コテ使いのほうは、
初日にヤケドもしたし
布地を焦がしたりもして、
一通りの洗礼を受けたおかげで
すっかりベテラン（？）になりました。
そして気づいたことは、
コテの使い方などよりも、
使う布地の糊加工やら
花びらの組み立てのほうが
ずっとずっと難しいということでした。
↑ 作り始めてから10個目のモノ（針金むき出しですが）
糊加工については、作る花によりますが、
布のほつれ防止や、コテをあてて成形し
それをキープする為に行います。
私は、粉末の洗濯用糊と
木工用ボンドを使っていますが、
アイロン用の”キーピング”を使う人も
いるみたいですね。
洗濯糊は水に粉末を溶かして
その液体に布全体を漬けこむのですが
濃度調節も簡単で、
とても使い勝手が良いです。
木工用ボンドのほうは、
布地を２枚貼り合せるときに使います。
薄かったり、化繊混紡の布で花を作る場合は
裏に綿や麻布を貼って２枚重ねにします。
その際は、木工用ボンドを極少量の水で溶き、
ハケやスポンジを使って裏布全体に塗布して
表布と貼り合せます。
洗濯糊に浸したものも
木工用ボンドで２枚重ねにしたものも、
しっかり乾いたらまずは
シワ伸ばしと接着具合確認・補強のために
ちゃんとアイロンをかけます。
それから花びらの形に切り出していきます。
そして一枚ずつコテをあて
花に組み立てていくわけです。
が、私の場合は、
花の中心となる「芯」」作りが
最難関なのです。
頭の中に浮かぶ理想の形を作ろうと
あれこれコネコネ触ってるうちに、
布端がボサボサしてきたり
コテで作った形が崩れてきたり…。
いくらやってもうまくいかないので
カンシャクを起しそうになって、
クシャクシャに握りつぶして
捨ててしまったものも数知れず、です。
だけどまあ、何ごとも
一朝一夕にプロの腕前、
になるわけは、ありませんよね。
根気よく練習していたら、
いつかは納得できる物が作れるようになると信じて、
今日もまたカメリア作りに勤しみます。
１１個目ですw
今日もお読みくださいましてありがとうございました。
