今日はまた、かぎ針編みのアクセサリーの話。
でも今回は刺繍糸ではなく、レース糸で仕立てました。
刺繍糸と同じくコットン製ですが、最高級のエジプト綿でできているとのことで、毛羽立ちのない光沢のある細い糸です。
刺繍糸よりもハリもあるので、今回作った薔薇の花びらのように、形をしっかり保つ編みあがりにしたいときには、このレース糸を使っています。
花びら一枚の大きさは、女性の小指の爪くらい。もちろん伸ばしてない爪。
それを片耳分につき6~7枚くらい、一枚ずつ編みます。
編みあがったらすべての花びらの裾に、爪楊枝などで少しだけ木工用ボンドをつけておきます。
花芯にする花びらを一枚だけクルリと縦巻きにし、その周りに薔薇らしくなるようバランスを見ながら、一枚ずつ花びらを配していきます。
納得できる花の形になったら、針と糸で縫い留めます。
このときの糸は、花びらを編んだレース糸を使うと、縫い目が目立ちません。
葉っぱも同じようにDMCレース糸で編みます。
ピアスに仕立てるために使ったのは、貴和製作所の金属パーツです。
耳もとで揺れた時に、少しキラッとするのも素敵かと思い、葉っぱと同じ色合いのスワロフスキーのクリスタルビーズを飾りました。
DMC スペシャルダンテル#80 5g巻 ページ1【80番手レース糸】