学校が冬休みに入ったということで遊びに来た、(かなり)年下の友人にお願いされ
て、パールを使ったピアスを作りました。
パールといってももちろん本真珠ではなく、スワロフスキーのクリスタルパール。
さすがスワロフスキーというべきか、強いツヤながら安っぽくない上品な照りが
きれいです。
若い子向けなので大き目の直径1cm玉を選び、そのパールを囲むようにして、
四枚の花びらを持つピンクとダークブルーの刺繍糸編み小花を飾りました。
オーソドックスなスタイルながら、いかにも若い女の子に似合いそうな、
清潔感のある可愛らしい感じに仕上がりました。
そして今回は、刺繍糸で編んだ花に、型崩れ防止と「ひっかけ」防止を兼ねて、
コーティングを施しました。
つかったのは、ソフトタイプのUVレジン液です。
花の中央にビーズを飾った後、レジン液を花の表面・裏面両方に薄く塗布し、
UV(といっても太陽光)で固めてコーティングしました。
もとの刺繍糸の色から変色することもなく、カチカチにもならず、
良い具合に表面が固まりましたよ。
糸の持つ柔らかさを楽しむようなデザインには向きませんが、
この花のように表面積が大きめで形をしっかり出したいものの場合は、
コーティングすることで張りも出ます。
また、爪や何かで編んである糸をひっかけたりもしなくなるので、
扱いやすくもなりますね。
UVレジンを乾かす時間を除けば、作業時間は1時間弱と、
わりとササっと作れた作品でした。