週末職人

気持ち美人に生きる知恵とお作法、英語学習と時々、DIY製作記録。

断捨離の心得「売ってはいけない」⁉

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昨日は、頂き物の新古品の着物で作ったポーチのことを書きました。

この頂き物の着物。

仕付け糸もついたままで汚れもシミもなく、本当に状態の良いものだったので、

それをくれた知人に最初は、「売ればいいのに」と言ったんです。

買い取り専門店とかだとほとんど値段が付かないかもしれないけど、

ネットオークションやフリーマーケットだったら、

こちらの希望価格でも喜んで買ってくれる人が絶対いると思ったので。

でも、その知人は、

「不用品を売ると、新しいものが入ってこなくなるからダメ」

だと言うのです。

詳しく訊いたら、古い物を処分すると新しいスペースが出来て良い気が流れるようにな

るけれど、売って「小銭」を手にしてしまうと、そのスペースが「小銭」で埋められて

しまうので、新しい良いものが入ってこなくなる、と言われてるとか。

空いたスペースには、もっと大きなステキな何かが入ってくるかもしれないのに、

売ってお金にしてしまうと、その少額のお金でスペースが埋められてしまう、

という考え方だそう。

だからこの知人は、一度も着用していないような新しい物は欲しい人にあげて、

残りは全てゴミとして処分したそうです。

 

でも、もしかしたらリサイクル品として、まだまだ使ってもらえる可能性があるものを

ゴミとして捨てるのってどうなのでしょう。

モノの価値として、もったいないですよね。

 

それに私なら、たとえ数百円程度の金額だとしても、自分の不用品がお金になるのは

とても嬉しいです。

自分にはもう要らなくなったものが、お金に変身してくれるって

すごく素敵でありがたいことですよね。

少額でもそれを足しにして、新しく何かを買ったり、食べたり飲んだり、

色々楽しめますし。

そして、モノも単に捨てられるよりも、また誰かの役にたてる可能性がでてくるという

ことは、幸せなことなんじゃないかと思います。

 

coins

 

ところで、もしその自分にとっての不用品が、リサイクル市場的に価値が高い物だった

らどうするんでしょうね。

例えばハイブランドの腕時計とか、バッグとか。

リサイクルショップに持って行けば数十万円以上の値が付くようなものでも、

「売ってはいけない」と言ってる人は、ゴミとして捨ててしまえるのかなぁ? 

絶対捨てないと思うけど。。。

もし、小銭にしかならないものなら売らずに捨てて、

大金になりそうなものの場合は売るって言うのなら、矛盾が生じてしまいますね(笑)

 

結局のところ、モノをゴミとして捨てようが、売ってお金を得ようが、

その結果がどうなるかはその人の思い込み通りです。

「売ってお金に変えてしまうと、新しい良いものが入ってこない」

と思い込んでる人には、その通りの結果になるだろうし、

「売ったらお金にもなったし、空きスペースもできて気持ち良くなった」

と喜んでる人には、その良い気分がさらに良いことを呼び込むでしょう、ということ。

 

ついでに言うと、不要なモノを捨てて人生を改善しようとしているのなら、一番に捨て

なければならないのは、その誰かの言った根拠薄弱な呪いみたいな言葉にとらわれてる

思考です。

誰かの言葉を信じるのもいいけれど、一番大切なのは、

それをして自分が心地よく感じられるか、気持ち良くいられるかどうかだけ。

断捨離のそもそもの考え方って、こういうことじゃなかったでしたっけ?

不要なものを捨てて、人生を改善し、心身の調和をはかりましょう、ですよね。

 

books

 

ちなみに、先日このブログに書いた「チャリボン」というシステムは、

いらなくなった本の買い取り代金が、自分で選んだ支援先団体への寄付金になる、

というものです。

私はもう何年も前からこのシステムを利用しています。

売る本の種類や数量もその時々で様々なので、

時には買い取り代金が数百円程度の評価ということもありますが、

それでもその分を「寄付した」となると、

なんだかちょっと良い気分になれるものです。

本の断捨離には廃品回収もいいけれど、

個人的には何と言っても「チャリボン」が超おすすめです。

 

 

 

 

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