外は北風が冷たくても、陽射しに暖められた窓辺は春の陽だまりのよう。
まだまだこれから冬本番になるというのになんとなく春めいた気分になり、いかにもハッピーな印象の明るい黄色の糸で、フラワーピアスを作ってみました。
作り方はいつものように、1本取り刺繍糸のかぎ針編みです。
☆材料☆
COSMO 25番 刺繍糸
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レース針 12号
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フェルト(オフホワイト)
手芸フェルト20×20センチ MBON20 No.701 オフホワイトメール便/宅配便可
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接着剤
クラフト お役立ち用品 接着剤 ((手芸や工作に使いやすい!))ボンドプレミアムスリム
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12mm皿付きピアス(またはイヤリング)金具
アクセサリーパーツ 金具 12mm皿つき ピアス キャッチ付き 金色 ゴールドカラー 5ペアー入り
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今回の糸は「COSMO」のものを使いました。
個人的な感想ですが、DMCの刺繍糸と比べてCOSMOの糸はより柔らかく、光沢が控えめで淡いパステル調の色合いが、今回のような作品にピッタリなのです。
編み方は花も葉も全て同じ、くさり編みだけです。
輪の作り目から、ゆるいくさり編みを6目編み、それをまた輪の中に引き抜いて輪(リング状)にしていく方法で、花びらとして5~6枚分編み込みます。
作り目の糸を引っ張って中心を引き締めると、花が1つできあがり。
それを20個(片耳10個×2)作ります。
葉の部分は糸の色をグリーンに変え、花と全く同じ方法で10個(片耳5個×2)編みます。
土台にするフェルトは、ピアス皿の直径と同じサイズの円形に切り抜いておきます。
パーツが全て揃ったら、フェルトの上部3分の2くらいの範囲に、まず花から一つずつ縫い留めていきます。
その際、花の中央にフレンチノットステッチの要領で玉を一つ縫い留め、花芯に見立てます。
残りの3分の1の範囲にグリーンの糸で編んだパーツを縫い留めますが、こちらはフレンチノットは不要です。
出来上がったら、フェルトの土台とピアス皿とを、グルーガンや木工用ボンドで接着。
乾いたら完成。
コットン100%の刺繍糸の持つ優しい風合いと、ゆるいくさり編みの柔らかな感じが、ふんわりとした空気感を感じさせる仕上がりになりました。
色を変えて作ればまた違った印象になりそうですが、今のところこの編み方と形には、この菜の花みたいなかわいい黄色がベストではないでしょうか。
製作時間は1時間くらいでした。