週末職人

気持ち美人に生きる知恵とお作法、英語学習と時々、DIY製作記録。

ひとにモノを貸さない理由

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「職場の人に本を貸したら、
 もう半年にもなるのに返してくれないから
 また新しく買うことにした」
という友人。

貸した相手には何度も、
 「読み終わったら返してね」
と言ってるのに、そのたびに
 「あー、明日持ってくるぅ」
なんて返事があって、
ズルズル引き延ばされてきたそうです。

そして未だに返却されず。


「人にお金を貸す時は、あげたと思うこと。
  返してもらおうと思うな」
などとよく言われますが、
お金に限らず、だと思います。

 
この友人の場合は、貸した相手の人とは
オフィスで隣の席同士。

毎日朝から晩まで顔を合わせている状況でも、
平気で借りたままにしておけるその人の
神経の図太さには感心も呆れもします。

 

が!そもそも自分にとって大切なものは
決して人に貸してはいけないのです。

 

 

わたしはたとえ親友でも、
モノ(当然お金も)の貸し借りは絶対しません。

何かを「貸して」というような人とは
近年はお付き合い(関わり)が無いということもありますが、
この境地に至ったのには
とある経験をしたからでもあるのでした。

 

それはもう20年程も前のはるか昔のことですが、
高校時代のクラスメイトに楽器を貸したら
その後2年間返って来なかった、
ということがありました。

詳細を記すとまたダラダラ長くなりますが、
とりあえず【概要】を書いてみますw
ご興味のある方だけどうぞ ↓ 

 

ひとにモノを貸さない理由 violine

 

そのクラスメイト(仮にOさん)は高校卒業後、
音楽大学に進学されました。

そして大学では副科として
弦楽器を履修することになったそうで、ある日、
「楽器を買うまでの間、ひと月だけ貸して」
と、わたしに連絡してきたのです。

なぜなら、わたしがその弦楽器を所有していることを
彼女はよく知っていたので。

当時わたしはその楽器を使っていませんでしたし、
「ひと月くらいならいいよ」と気軽に貸してあげました。

 

果たして、貸したその弦楽器は、
その後丸2年以上の間、返ってきませんでした。

 

わたしもノンビリしていたというかボーっとしていたので、
「いい加減に返してもらわないと」と最初に思い立ったのが
貸してから半年ほども経ってから。

まあ、その楽器を特に使う予定もなく、
必要に迫られたわけでもなかったのですが、
何しろ「ひと月だけ」と言って借りていったのに
返さないどころか一切の連絡もなし。

一体どうなってるの?!と、
軽くムカついてきたのでした。


 
そこでOさんに連絡してみると、
「もうちょっとだけ貸して。来月には返すー」
という返事。

そしてまたそこでも何故か納得して引き下がったという
当時のピュア(阿呆)なわたしw

その後もズルズルと貸したまま状態が続いたのは
わたし自身も大学生活が忙しくて、
貸してること自体をあまり考えなかったせいもあるのですが。

 

結局2年ほど経過したときに、
事情を知った大学の友人に
 「今すぐ返してもらい!!」
と急き立てられて、
 「もうこれ以上貸しておくことはできません。
  〇月〇日に取りに行くから返して」
と日時を指定して返してくれるよう求めました。

 

そしてまあその日に、
わたしの楽器は無事に戻ってきたのですが、
返す時にOさんは、借りていたことのお礼を言うどころか、
 「せっかく重宝してたのに、
  新しいの買うとなったらお金かかるやン。チッ」
などと、不満げに悪態までついて去っていったのでしたー((((;゚Д゚))))

 

貸したことは私の意志ではあるけれど、
それでも2年間も借りて使っておいて
「ありがとう」の一言もなく、更に文句まで言うとは......!

”盗人(じゃないけど)猛々しい”とは、まさにこのこと。

 

この経験以来、わたしはたとえ文庫本一冊でも
人に貸すのはやめました。

 

ひとにモノを貸さない理由

 

もちろん世の中の多くの人は
人から何から借りたなら、
それを使い終えたら「ありがとう」の言葉を添えて
速やかに返却されることと思います。

でも中には、
借りたものは最早自分のもの、
借りた時点でもう返す気などない、
という人間も存在するのです。

 

そもそも貸す側としては、
借りたものをいつまでたっても返さない相手に
「返して」と言うこと自体、ストレスです。

お金だったりしたら、特にそうじゃないですか。

そして「返して」と何度も言うのがイヤで
貸したほうが泣き寝入り、
なんて場合も少なからずじゃないでしょうか?

 

わたしの元職場にも、
皆で出かけたランチの支払い時などに
「あ。細かいのない。誰か500円貸してー。
 オフィスに戻ったら返すから」
などと、しょっちゅう小銭を借りてる人がいました。

借りる金額はその時どきで
500円だったり100円だったりするのですが、
五分五分くらいの確率で
その貸したお金は返金されてなかったようです。

わたしは絶対貸しませんでしたけど(笑)、
「あの人の『100円貸して~』は、
 『100円ちょうだい』と同じ意味だから」
と、諦めてる同僚もいました。


 
周囲がそうやって諦めたり、
妙に物分かり良く受け入れたりするから、
借りても返さない人の性質(性癖?)は
ますます改められない状態になっていくのかもしれません。

誰かが強くその人に抗議したり叱ったり、
本人がよほど痛い目に遭う経験でもしない限り。

 


なので、返さない人にモノを貸して嫌な思いをし、
最後には返してもらうことを諦めるという
理不尽極まりない状態を避けるためも、
そもそも「人にはモノ(お金)を貸さない」
をモットーとすることが得策です。

まあ、得策というよりも、
嫌な思いをしないため、或いは、
自分自身のメンタルを守るため
という感じ?
多少、おおげさですが(笑)。

 


ということで。
今回もムダに長い内容になってしまいました(;'∀')

 

最後までお読みくださいましてありがとうございました。

 


追伸:どうでもいい情報ですが、
   Oさんとはあれ以来、当然ながら絶縁ですw

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