週末職人

気持ち美人に生きる知恵とお作法、英語学習と時々、DIY製作記録。

贈り物のマナーとは??そして、万能のギフトアイデア。

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つい最近聞いた、なかなか興味深いエピソード。

「贈り物」にまつわるお話です。

登場人物は仮に、Aさん、Bさんとしますが、
この話はAさんご本人から聞きました。

 

AさんとBさんは、学生時代からの仲良しです。

お互い結婚して遠く離れて住むようになっても、
普段はそれほどコンタクトしあうことがなくても、
毎年それぞれのお誕生日には
必ずプレゼントを贈り合う関係を
ずーーーっと続けてこられたそうです。

誕生日プレゼントの中身はその時々で、
食べ物だったり美容グッズだったりしましたが、
ソレが起こったのは去年のこと。

 

Aさんは、Bさんの誕生日に、
ショットグラスをプレゼントしました。

Bさんはかなりお酒好きな人らしく、
これなら喜んで使ってくれるだろうと
散々探し回って選んだそう。

 

そして今度は、Aさんのお誕生日。

Bさんから贈られてきたプレゼントはなんと、
Aさんが贈ったのとそっくり同じショットグラス。

Aさんは、ラッピングをほどいた途端
自分が贈った物と全く同じ品物を目の前にして、
Bさんが贈り返してきたのかと
心臓がドキっとするほどショックを受けたそう。

次には、Aさんは体質的にお酒が飲めなくて
そのことを当然Bさんも知ってるはずなのに、
なぜあえてショットグラスを? 
と、二重に衝撃を感じたとか。

 

そこで、Bさんに「プレゼント受け取ったよ」
と連絡をしてみたら、Bさんは特に変わった様子もなく
「くれたものと同じので悪いかなと思ったけど
 他に何も思いつかなくて」
と言ったそうです。

それでAさんは、Bさんがプレゼントを
贈り返してきたのではなさそうだ
とは思ったらしいのですが、
「もちろん自分も素敵だと思ったから
 Bさんにあのショットグラスを贈ったんだけど、
 まったく同じ品物を贈り返すという感覚が
 どうしても理解しがたい…」
と、いまだにモヤモヤし続けているそうです。

 

 

確かに、自分が贈った品物と
全く同じものを相手から贈られたら、
ものすごく戸惑ってしまいそう。

「どういうこと?」って考えこんで
しまうでしょうし、
自分のプレゼントを突き返されたような
気分にもなりそうです。

でも同時に、
「ワタシが贈った物をとても気に入ったから
 同じものをワタシにも使ってほしいと思ったのか?」
とも考えられます。

 

だけどまあ、難しいですね。

相手のとの関係性にもよるでしょうか。

AさんとBさんは長年の友人同士
という絆はあるものの、
交流は年に2度(誕生日プレゼント交換)のみ。

友人とは言っても、普段から交流してないと、
相手が何を考えているのか、
どんなふうに思考や性格が変化していってるのか、
想像するのも難しくなってきますよね。

 

贈り物のマナーとは??そして、万能のギフトアイデア。


そもそも「贈り物」選びって、本当に難しいです。

私は長年企業で秘書をしていましたが、
ほぼ毎日(←ちょっと大げさ)取引先への贈り物手配
という仕事がありました。

簡単には入手できないような特別感のある素敵な物で、
先方の好みに合って、
予算内に収まってetc.と、
いろんな条件を全て満たすギフトを求めて
一日中街をさまよったwことも。

 

なんでそこまで必死に贈り物探しをするかというと、
ひとえに相手を喜ばせたいからですよね。

基本的にプレゼントって、貰った人は
「ワタクシのために一生懸命考えて探して選んでくれた」
という相手の気持ちに感動して
嬉しく感じるものだと思うのです。

それに、素敵な物、つまり自分の好みに
ピッタリな物を貰ったら、
いつまでも大事にしようと思うし
それをくれた相手のことも忘れませんよね(多分)。

ビジネスでは、相手の機嫌を良くして取り入りたい、
なんて下心が絡んでいることも多々あって
イヤラシかったりしますが。

 

いずれにしても、
「相手を喜ばせたい」というのが
プレゼントを贈ることの最大の意図です。

AさんとBさんの場合、
Bさんが何のヒネリも工夫もすることなく、
Aさんから贈られた物と同一の品物を
その本人に贈ってしまいました。

そこに短いメッセージでも
添えられていればまだしも
品物だけ届いた日には、
ナニコレ!ってなりますよね。

Bさんを喜ばせたいというAさんの気持ちまでも
贈り返された(突き返された)ように
Aさんが感じるのは当然だと思いますし、
シンプルに喜べない気持ちもよくわかります。

 


それにしても、自分が貰った物と同一の物を
それをくれた相手に贈るって、
かなり珍しいケースではありませんか?

私は初めて聞きました。

Bさんには「贈り返す(=突き返す)」
といった意図など、皆無だったはずです。

ただ、受け取った相手がどう感じるかは
本当に相手次第だし、
そういった余計な誤解を生みそうなことは
やっぱり極力避けたほうが良いですね。

 

だってせっかくお金も労力も使って
プレゼントしてるのに、
相手が喜んでなかったら何の意味もないです。

まして、そのプレゼントに不快感を抱かれたら、
全く本末転倒。。。

 

贈り物のマナーとは??そして、万能のギフトアイデア。


ちなみに、何を贈れば良いかと悩んだら、
もう定番中の定番ですが
お花をプレゼントするのがベストでしょう。

Bさんのように
「何も思いつかない」
と、ネタ切れした状況に陥ったときにも
おすすめです。

 

花は文字通りに「華」やかだし、
消えてなくなる(枯れる)というのも
受け取ったほうの負担にならず、
旬のフレッシュなお花を使った
ブーケやアレンジメントは
二つとして同じものがありません。

老若男女、相手が誰であっても、
どんなシチュエーションにも
マッチさせられますし、何より
予算に合わせて選べる中身が
ほぼ無限とも言えます。

 

ついでに、私の経験上と
いつもの偏見ではありますが、
街のお花屋さんが作った
センスの良いアレンジメントよりも、
有名ショップから届けられたお花のほうが
喜ぶ人が多かったです。
日比谷花壇とかニコライ・バーグマンとか)

みんな結局、ブランドが好きなのか...、
って感じですけどね。

 

今日もお読みくださいましてありがとうございました。

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