まだまだ寒さが続くのは分かっていますが、
年が明けるとなんとなく
”春物”を手に取りたくなります。
そういうワケ（←どういうワケ？）で
2021年最初の制作物は、
春夏向けのリネンで作ったコサージュ
となりました。
コサージュといえば、本来ならば
専用のコテを使って丸めたり縮れさせたり
布に表情を出すのがスタンダードでしょう。
でも私の場合は、その種の道具を
一切持ち合わせていないので、
文字通り「手作り」で仕上げました。
そのため、あまり複雑だったり凝ったヒネリは
出来ません。
けれど、コレ ↓ 。それなりに表情は出てますよね？
（と、いつもの手前味噌）
素材は、外側はフラックスカラーの薄手のリネン、
内側はブルーのダブルガーゼのリネンです。
作り方はいたってシンプルで
全ての布を捻っただけ、です。
・まず、リネン生地をそれぞれ
細長＆先細にカットします。
（削った鉛筆みたいな感じ）
枚数やサイズはお好みで。
私の場合は花びら１枚の長さ約8cmです。
・それを一度、水洗いします。
洗うと、布から糸がどんどんほどけてきますが
それが目的です。
（花びらのフチをボサボサにしたいので）
・とりあえずそのままの状態で
いったん軽く乾かします。
はみ出た糸をカットするためなので
乾燥は完璧でなくてOKです。
・ある程度乾いたら、はみ出ている糸をカット。
・次にそれらを、
木工用ボンドを水で溶いた液体に浸します。
・しっかりヒタヒタに浸したら、
１枚ずつネジり（絞り）ます。
・絞ってネジれている状態のまま、
ステンレスのトレーなどに並べて
今度はしっかり完全に乾燥させます。
・乾燥したら、一枚ずつ広げていきます。
シワが寄ったり、
ネジれてあちこち向いてる状態でOK。
・それらを別布（直径３cm程の丸型）に
ラウンド型に１枚ずつ貼りつけていきます。
この時、糸で縫い付けても良いですね。
これでコサージュ自体はできあがりです。
中央に、私は別のリネンで同様に作った
小さめの花びらを寄せ集めて留めましたが、
この部分にはアートフラワー用のペップや
大粒のビーズなどを使っても良さそうです。
軽いコットンパールをタップリこんもり
盛り付けてもいいかも。
最後は裏に、コサージュピンを糸で縫いつけるか
グルーガンなどで留めて完成です。
出来上がったモノを見てみると、
外側の長い花びらは
もっと枚数が多いほうが良かったかな
という気がします。
あとは、「茎」となる部分を
付け加えてみようかとも思ってます。
ついでに、どうでもいい情報ですが、
今回使用したリネン生地は全てハギレです。
もう捨てるしかないくらいまで
小さな切れ端となったものばかり
集めて使いました。
そういうものを使って
何か作品ができあがったときの満足感は、
普通に揃った材料を使った時以上に高い気が...。
ハギレたちも捨てられる寸前に
なんとかもう一花咲かせられて、
きっと喜んでいると思います（笑）
今日もお読みくださいましてありがとうございました。
