先日、友人宅を訪れたときのこと。
マンションのエントランスまで出迎えてくれた彼女とともに
エレベータに乗り込んだら、
学校帰りらしい小学生の女の子も一緒に乗ってきました。
友人は顔見知りらしく、
「こんにちは。おかえりなさい」
と声をかけたのですが、
その子は無言(-_-)。
先に降りたその子を見送りながら、
「あの子はいくら挨拶しても声をかけても
絶対に返事をしないから」
と友人は承知してるようでした。
まあ小学4,5年くらいって、
そういう(?)年頃なのかもしれませんけどね。
でも、挨拶をすることは年齢に関係なく、
ある種の習慣です。
そして、親が挨拶をしていればその子供は、
幼稚園児でも挨拶するようになります。
ちなみに、わたしの家の近所にも、
挨拶をしない小中学生の兄弟が住んでいますが
そこはまず親がまともに挨拶をしない。
こちらから声をかければ
軽い会釈くらいは返ってくるものの、
相手から挨拶されることは皆無wです。
そうかと思えば、家の近所を歩いていると
「こんにちはー。こんにちはー♪」と
子供らしい甲高い声が聞こえてくる。
周囲を見回してみたら、
それこそ顔見知り程度の3歳くらいの男の子が
お家の窓から手を振ってわたしに挨拶してくれてる、
ということも。
その子の両親が、誰に対してもフレンドリーで
朗らかに挨拶をされる人たちなので、
子供もそんな親の真似をしているのでしょう。
いくらこちらから声をかけても無視して通りすぎる子と、
こちらが気づかなくても自ら挨拶してくれる子とでは、
単純に、挨拶してくれる子には親しみを持てますし
お菓子の一つでもあげようかという気にもなります。
挨拶しただけで、お菓子やオモチャをもらえれば、
ちょっとラッキーで得した気分でしょう。
一方で、挨拶ができないと損するばかりじゃないですか?
挨拶しないだけで、
良識ない、
変人、
賢くなさそう、
エラそう、
感じ悪い etc.(←ぜんぶワタシの独断と偏見です)
そういうネガティブ一辺倒な印象をまき散らし、
人を遠ざける遠因にもなってます。
まあ意図的にご本人が、そういう印象を与えたいと
考えてるなら仕方ありません。
けれど、常識的な社会生活を営んで、
ネガティブな意味で周囲から浮いて目立った存在を
目指してるわけじゃないのなら、
まず挨拶することは真っ当な人の基本でしょう。
「おはよう」や「こんにちは」を言うのに
一銭のお金がかかるわけじゃなし、
得することはあっても損はありません。
今日もお読みくださいましてありがとうございました。