週末職人

気持ち美人に生きる知恵とお作法、英語学習と時々、DIY製作記録。

「疑り深い人」に出会ったら。

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世の中には、猜疑心が強いというのか、
ひとの言葉や行為を素直に受け取らず、
「そのウラに何か意図があるんじゃないか?!」
と、何でも疑ってかかる人がいます。

たくさんではないけれど、わたしも今までに何人か
そういう方に遭遇しました。

 

例えば、会社に勤めていた頃に。

同じ部署で働く派遣スタッフの女性を、
ある日ランチに誘ったことがありました。

特に深い理由もなく、ただ
「一度もランチに一緒に行ったことないなー」
と思ったから、声をかけてみたのです。

オフィスでは、仕事の話をする以外は
ゆっくり話したこともなかったし。

 

ところが彼女は、
「え!なんでですか?!ワタシ、何かしましたか?」
なんて恐怖に慄いたような表情を見せたのです。

そんなに驚かれるなんて、
わたしのほうこそ驚愕でした。
*わたしは別に怖い人とされる存在でもイジメっこでもありませんでしたよw

なので「何か用があるなら、また。モゴモゴモゴ...」と
すぐに引いたのですが、
実はその引き下がったことすら彼女にとっては
「何かあるに違いない」
という疑いのタネになったようなのです。
(ホント、こっちがびっくりって感じ(゚Д゚;))

 

後日、同僚が教えてくれたところによれば、
彼女は誰に対してもそういう反応をするのだそう。

誰かが出張のお土産を渡したら、
「なんで私にくれるんですか?何か裏がありそう」
なんて、冗談ではなく本気の疑いのまなざしを向けたり。

着ている洋服を褒めると、
「何か私に後ろめたいことでも隠してるんですか?」
などと返事したり...。

なんかちょっと、大変そうな感じなのでした。

 

「疑り深い人」の扱い方。

 

もう一つ例えば、友人の経験談

 

ある時、友人のお姑さんが毎日使っている
とある電気器具が動かなくなりました。

それがないと生活に支障が出るくらい
毎日必ず使っている物だったので、
お姑さんはお嫁さん(私の友人)に、
「すぐにアマゾンで買ってちょうだい!」
と切迫した様子で頼んでこられたそうです。

 

友人はすぐに同じ機種を手配してあげました。

そして、「注文しましたよ」と伝えながら、
そこに書かれていたクチコミ内容を
話のついでにという感じで喋ったそう。

すると、それを聞いたお姑さんがいきなり
烈火のごとく怒りだしたんですって。

「高い物じゃないんだから、これくらい
 黙って買ってくれてもいいでしょっ!!」って。

 

友人は一体何を言ったのかというと、
「その器具、10年くらい使ってる人もいるみたいですよ」
という一言。

クチコミに、そういう事を書いてる人がいたので、
本当に何の意味もなく伝えただけとのことでした。

でもお姑さんは、
”10年も保たせている人がいるのにアンタはすぐに壊した”
みたいな意図で受け取ったらしいのです...(*_*)
(ちなみに壊れたその器具は4年前に購入したもの)

友人としては、ほんの世間話のつもりで言っただけなのに、
「もう怖くて何も話せない」と戦慄しておりました。

 

ついでに言うと、このお姑さんは普段から
とても疑り深い人なのだそう。

誰かに褒められたりしたときも、後で必ず
「あれは本心じゃないわ。お世辞ばっかり言って」
「何かウラがあるに決まってる」
と、相手の言動を決して素直には受け取らないのだとか。

 

「疑り深い人」の扱い方。

 

わたしの元同僚や、友人の義母のように、
ひとの言葉や行為を疑って受け止めてしまう人は、
被害者意識が強いのです。

そういう性質は生まれつきではなく、
これまで生きてきた中で経験した様々な事柄を通して
知らず知らずのうちに身についたものです。

 

もちろん普段から「私は被害者」だと思いながら
過ごしてるわけじゃないでしょうが、
無意識レベルでそういう思いを抱えてるので、
他人からのふとした言葉や行為を
自分への”攻撃”みたいに感じてしまうのでしょう。

責められてると感じるなんて、恐怖ですよね。

だからその恐怖心から、友人のお姑さんのように
相手につい攻撃的な反応をしてしまうのです。

いわゆる「攻撃は最大の防御」ということですね。
                  ( ↑ 使い方ちょっと違う??)

 


こちらの言葉を疑ったり、
ありもしない裏を読もうとしたり、
いちいち大仰に反応されたり...。

猜疑心の強い人と出会ったときは、
正直面倒だなって思うことがあります。

言葉通りに受け取ってくれればいいのに、って。

 

ただ、その人のそんな反応の裏側には、
「責められるかもしれないという
 恐怖心があるのかも?」
と、ちょっと想像力を働かせる
余裕も持ちたいと思うのです。

そうすれば、相手の不穏な反応や態度も、
「そんなふうに捉えるとはユニークだわ」
なんて、寛容に受け止めることも
できるかもしれませんから。

 

今日もお読みくださいましてありがとうございました。

 

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