週末職人

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「トシをとると涙もろくなる」理由とは?

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「最近毎日泣いてばかりいる」と
意味深なメッセージを送ってきた友人。

何かあったのかと驚いて連絡してみると、
「オリンピック選手の姿に感動して
 涙が止まらない」のだそうです( ;∀;)

 

「涙が止まらない」ことはないけれど、
誰かが頑張っている姿に心揺さぶられ
ウルっとすることは私にもあります。

その「心揺さぶられる」ハードルが、
年齢とは反比例して
年々低くなってきてることも確か。

「トシをとると涙もろくなる」とは
よく聞きますし、実際にそうなのでしょう。
「涙もろい=感動しやすい」
という定義でのことですけど。

 

「トシをとると涙もろくなる」理由とは?

 

年齢を重ねるごとに、
若いころには何とも思わなかった物事に
容易にウルっとしてしまうことが増えます。

どうして涙もろくなるのか。

その理由は色々あるでしょうが、一つには、
トシとともに様々な人生経験を重ねてきたことで
若い頃には見えなかったものも見えたり、
感じたりできるようになるからでしょう。

 

たま~に、何に対してもノッペリ無感動だとか、
トシを取ってむしろ感性が石灰化した?
みたいな人もいます。

だけど大抵は、大人になり社会人になって、
仕事や人間関係、その他諸々を通じて
いろんな事柄を身をもって経験するごとに、
人や物事に対する眼力や想像力も鍛えられます。

自分が体験した苦労をとおして、
「ひとの痛みがわかるようになる」的なことも。

そして、様々な経験をした分だけ、
感動・感性のツボも増えているはずです。

 

私の友人のようにオリンピックを視聴して、
競技に臨んでいる選手を見ているだけでも
涙腺を崩壊させてしまうのは、
そのバックにあるものが想像できるからでしょう。

オリンピックのステージに立つことが
どれほど大変なことなのか。

そこに至るまで、どれほどの練習を積み重ね、
血のにじむような努力をしてきたか。

見えない所での彼らの努力にまで
想像を巡らせることができるようになったから、
勝ち負けもさることながら
競技に挑んでいる選手の姿そのものに
”感動で涙する”のではないのかなと思うのです。

 


「感性が豊か」とは、
よく子供について使われます。

でももしかしたら、
些細な物事にも感動の涙を流せる感性は、
いろんな経験を重ねてきて
酸いも甘いも知った大人こそ、
真に豊かなのかもしれませんよね。

 


今日もお読みくださいましてありがとうございました。

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