「年齢なんてただの記号」って仰ってたのは
美輪明宏さんでしたでしょうか?
日本では何かと、生年月日や年齢を
書かされたり訊かれたりすることが多いので、
否応にも自分のトシを認識する機会も多いです。
だけど、普段から年齢というものに敏感な人ほど
必要以上に「老けてる」ような印象があります。
(あくまでも、私の独断と偏見です。)
久しぶりに会うと、いつもトシの話をする
同級生がいます。
30歳になったときは、
「もう30やでー。オバチャンやわー」。
35歳になったときも、
「もう35やから、アカンわー」って。
一体何が「アカン」のか知らンけど、
0とか5とかの節目になると、
何か自暴自棄(?)になるみたいです。
そして、なってもいないのに、
「早い人はもう更年期症状が出たりする
トシらしいわー」
なんて、楽しくないことを言い出すのです。
この人に限らず、
「もう50歳になったから終わりやわ~」とか
まだ何の兆候もないのに、
「私の年齢的には、もうそろそろ
老眼になってもおかしくないわ」
みたいなことを言う人って結構います。
そして、そんな風に思ったり言ったりしてる人って
実際にその通りになっていきます(゚д゚)!。
「50歳になったから終わり~」と言ってた仕事仲間は、
大きな病気をされました。
「老眼になるかも」と言ってた知人は、
まだ40歳そこそこでしたけど、
早々と老眼鏡を使い始めることになりました。
まあ、たまたまかもしれません。
でも少なくとも、年齢って気にし始めると、
なんだか必要以上に老化を進めてしまうような
気がします。
たしかに、20代から30歳とか、
40代から50歳とか、
「代」が変わるとそれなりに
感じるものはありますよね。
でも変わるのって、それこそ
数字が1つ増えただけです。
29歳から30歳になったからって
オバチャンという生き物になるわけでもなく、
50歳になったから「終わり」
なんてこともありません。
自分で勝手に「オバチャンや~」「終わりや~」
って『絶望』するから、
それが表面的にも色んなかたちで
現れてくるんじゃないでしょうか???
昔に比べると、今の時代に生きてる人は
精神年齢も肉体年齢も若いので、
実年齢に8掛けくらいに思っておけばいいのでは、
なんて個人的には思ってます。
(実年齢40歳なら、32歳ってこと!?)
自分で自分に枠を作ったり、制限をするって
一番バカげてますしソンです。
生きてきた年数が増える(トシをとる)ほど、
年齢なんて数字を忘れてるほうが、
楽しく元気に居られるのではないでしょうか?
と、なんとなく思ったというお話でしたw。
今日もお読みくださいましてありがとうございました。