テレビに出てる人たちが付けているのを時々見かける、
顔全体を覆う透明なフェイスシールド。
こんなやつ ↓ ですね。
感染症対策で装着してるはずですが、
実際にはほとんど効果がないみたいです。
gizmodoに掲載されてる記事によると、
アメリカの大学が行った研究では
「フェイスシールドも、バルブ付きマスクも、
装着者発のウイルスブロックにはあまり役立たない」
ことがわかったそうです。
記事にある写真を見ると、フェイスシールドの下から
装着してる人の飛沫がモアモアと、
相当漏れ出ている様子がわかります。
マスクって、自分以外の他人にウイルスを
感染させないために装着してるものですが
これを見る限り、フェイスシールドは
ほとんど意味ないですね。
そうすると、口元をカバーしてるだけの
小さな透明マスクなんて、
もっと何の意味もなってこと??
不織布などの通常のマスクも、
飛沫防止効果は完全ではないと言われてます。
ですが、この研究によればそれでも
「フェイスシールドやバルブ付きマスクよりは、
エアロゾルの濃度を下げる効果がより大きい」
と、されています。
フェイスシールドは、咳やくしゃみ、
お喋りするときに飛ぶ唾液が、
ダイレクトに他人にかかるのを防ぐのには
効果はあるでしょう。
でも、エアロゾル化した飛沫の拡散防止
(ウイルス拡散防止)には、
ごくごく普通のマスクを適切に着用することが
はるかに効果的ということですね。
今日もお読みくださいましてありがとうございました。