年を追うごとに、つまりは、年齢を重ねるごとに
時間の経つのが早くなってるように感じませんか?
今年なんて特に、コロナ禍での引きこもり生活のせいか
季節すらほとんど感じることなく、
あっという間にもう半年。
毎日が、飛ぶように過ぎていくような気がします。
そんな風に感じる理由は色々とあるようですが、
一つには、同じことを繰り返すことが多くなるから。
要するに、ルーティン化、マンネリ化、です。
◇心が鈍感になると
子供はもちろんですが若い時には、
毎日のように新しい人や物事との出会いなど
初めて経験することが多くあります。
そのたびにドキドキと緊張もしたりと、
自分の行動の一つ一つに
意識をフォーカスすることになります。
だけど「大人」になればなるほど
新しい体験をするチャンスが少なくなり、
同じことを繰り返す頻度も多くなります。
たとえば、会社に行って帰る、
決まった内容の家事を行うなど、
「十年一日のごとし」といった感じ。
でも、毎日何か未経験のことだったり
新鮮味のある体験ができる人など、
ほとんどいないのではないでしょうか。
人間の心は、新しい経験を記憶に取り込むために、
慣れ親しんだものに対しては
感情の動きが鈍くなるそうです。
無意識でもできるようなルーティンワークをやってると、
ふと我に返った(意識を戻した)時に
びっくりするくらい時間がたってることがありますね。
あれが、人生規模で起きてる感じ、
とでもいうのでしょうか。
心が鈍感になっているところに加え
新しい刺激も入ってこなくなり、
毎日の生活がルーティン化される”大人”世代は、
だから時間の流れが早く感じられるのでしょう。
◇「濃い」毎日を取り戻す
では「子供の頃のように濃い毎日」を取り戻すには
どうすればいいのかです。
それは、日常に新しい刺激を取り入れることです。
積極的に新しい趣味や勉強を始めたり、
何かの目標や計画を立ててみる、
新しい人と出会うなどといった
新鮮な経験を増やしていくことです。
あるいは、慣れ親しんだルーティンであっても
その行動をしっかり意識を向けて行えば、
自分をその一瞬一瞬に引き留めることができて
時間を有効に使うことができます。
「無意識」に時を過ごすのか、「意識」して時間を使うのか。
時間の使い方は、生き方でもあります。
無意識的に毎日過ごしてたら、あっという間に人生終わっていた、
ということにならないよう。。。
年齢に関係なく、いつも色んなことに好奇心を持って
日々をフレッシュな刺激に満ちた毎日に、
自分で変えていくことは可能です。
今日もお読みくださいましてありがとうございました。