週末職人

気持ち美人に生きる知恵とお作法、英語学習と時々、DIY製作記録。

マナーの良し悪しに年齢関係なし。

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先日とあるホテルのお化粧室を
利用していたときのことでした。

わたしが鏡に向かってメイク直しをしている横で、
個室から出てきた10才くらいの女の子が
手を洗い始めました。

視界の隅っこに勝手に入ってきたその子を
見るともなしに見ていると...、

彼女は洗い終わった自分の手を
ポシェットから取り出したハンカチで拭いた後、
そのハンカチで洗面台の周囲に飛んだ水滴も
拭いはじめたのです(゚д゚)!

そして、きれいに拭き終えると
またポシェットにハンカチを戻し、
わたしに軽く会釈までして、
軽やかに去っていったのでした。

マナーの良し悪しに年齢関係なし。

なんとまあマナーの良い子かと、
手に持っていたパフを取り落としそうになるくらい
感心・感動してしまいました。

大人の女性ならともかく、
どう見てもまだ小学生。

なのに完璧にレディな振る舞い。

家庭で幼い頃から余程きっちり躾けられたのか、
あるいは親などがそのようにしていることを
自然に見覚えたのか?

 

いずれにしても、
とにかく気持ちの良い立ち居振る舞いで、
わたしは心が震えた(←大げさ?)のでした。

もちろん震えてるばかりじゃなくて、
ぜひマネをするべし!
とも、決意もいたしました。

まあ、一応わたしも、
ペーパータオルが設置されてる所では
手を拭き終わったあとは濡れている周囲を
ついでに拭くようにはしています。

でも、正直に言って毎回はやってないし、
自分のハンカチを使ってまでは
なかなか出来ないなぁと思うのです。
(コロナ禍だの感染云々は抜きにしての話です)

マナーの良し悪しに年齢関係なし。

わたしが遭遇した女の子は、
その一連の行為がいかにも自然に身についていて、
そのことにも衝撃を受けました。

以前、どなたか忘れましたが著名な人が、

 「いくら高価な物で身を飾り立てていても、
  マナーや躾も身についてるかどうかは別物。

  一夜にして大金持ちになることはあるだろうけど、
  箸の上げ下ろしや躾のある振る舞いは
  一朝一夕には身に付かない」

みたいなことを仰っていましたが、
まさにこういうことでしょうか。

 

キチンとした挨拶やマナーの良い立ち居振る舞いは、
子供の時からトレーニングするほうが
きっと身に着けやすいでしょう。

でもすでに大人になり過ぎてしまっていても
気づいた時点から始めれば良いのですよね。

挨拶もマナーも心の在り方ですから。

そうすれば、寿命が尽きる頃には、
「あの人はエレガントな人だった」
と評されることも、きっと可能だと思います。

 

『他人の振りみて我が振り直せ』
は、わたしの好きな標語wの一つです。

あの嗜みのある素敵な女の子との出会いは、
久しぶりに自分の行いを省みる
絶好の機会となりました。

 


今日もお読みくださいましてありがとうございました。

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