週末職人

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ハロー効果を利用する。ステキな「後光」を背負ってみる?!

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何か一つの物事を見るときに
それが持っている目立ちやすい特徴に引きずられて
そのものの評価がゆがめられる、
という心理現象があります。

『ハロー効果』と言われるもので、
ハロー(Halo)は日本語では『後光』のこと。

『後光が射す』の後光です。

 

身近な例では、テレビなどのCM。

好感度の高い芸能人が出演しているCMを見ると、
その商品にも良い印象を抱くようになって
購買につながっていくのがポジティブなハロー効果。

逆に、CMに出てる有名人が不祥事を起こした時に、
企業に苦情が入ったり、商品の売れ行きが下がる
という、ネガティブなハロー効果もあります。


他にもたとえば、
偏差値の高い有名大学を卒業している
ということと、
ビジネスパーソンとして有能かどうかは
全くの別問題。

だけど、有名大学を出てるというだけで
なぜか『仕事がデキる人』だと思い込む
ことなどもありがちです。

 

知り合いに、この手の『ハロー』に弱い人がいて
閉口したことがありました。

小さな会社を経営している人なのですが
人材を募集するたびに、
送られてくる履歴書に書かれてる出身大学だけで
「このヒト良さそう!」「これはイマイチ…」
と、判断するのです。

そして実際に面接を経ても、採用するのは
必ず有名大学出身者でした。

だけど2か月も経たないうちに、必ず
「あのヒト、使えへんわ~」と愚痴が始まるのです。

「あんな賢い大学出てるのに、
 なんで仕事できないんだろ?」と。

「学校の勉強が出来ることと、
 人として賢かったり仕事がデキるのとは、
 全然ベツの話でしょ」
と、そのたびに周囲はアドバイスするのですが
今でも同じパターンを繰り返しているようです。

 

 

学生時代の『合コン』でも、
同じようなことがありました。

合コン相手が、有名大学の学生かどうかで
女の子側の参加率というのか
集まり具合が全然違いました。

特に『ポジティブ・ハロー効果』が顕著だったのは、
相手が医学部生の時。

普段は挨拶程度しかしないのに、
どこで聞いてきたのか
「〇〇の医学部との合コン、連れてって~」
と無理やり入り込んで来る子もいたりして。

そして、たとえ相手が好みでなくても
「医学部だしね」
ということで何かと評価が甘くなり、
見たくない部分は見ないふりも譲歩もする
といった感じでした。

ホントに、『医学部』という言葉の
『ハロー効果』は恐るべし!でした。

 

まあこの程度なら笑い話で終わりますが、
物事をちゃんと正しく判断しなければならない時は、
ハロー効果に惑わされてないか、
しっかり確認しておく必要があります。

先に書いた、人材採用なんてその最たるものです。

学歴や資格は判断材料の一部にはなり得ますが、
本質ではありませんから。

 

ハロー効果を利用する。ステキな「後光」を背負ってみる?!


さて、『後光』には決して幻惑されないよう
くれぐれも気を付けなければなりませんが、
一方で、これを上手く活用することもできます。

身体的なことでも、スキルや頭脳でも、
とにかく何か一つで良いから自分の長所や
チャームポイントを見つけ、
それを磨きたてることです。

一つでも目立つポジティブな特徴があれば、
『ハロー効果』によって
スゴイ人・魅力的な人だと認識されることが
可能になります。

 

例えば、外国語に堪能になるというのも
良いかもしれません。

英語を喋る日本人は近年ずいぶん増えましたが、
それでもいまだに、
「英語が堪能 = スゴイ」
と評されることが少なくないです。

フランス語とかだったら、
もっと憧れのまなざし?!を向けられることも。

海外ツアーの男性添乗員さんが、
流暢な英語やフランス語を操って
現地で物慣れたふうに立ち居振る舞いする様子に
「ステキ♪」とポッ♡としてしまうのも、
ある意味『ハロー効果』です。

 

もっと簡単に出来そうな「ハロー効果」としては、
「美髪になる」というのがあります。

私の知り合いにものすごく髪が美しい女性がいました。

彼女は生まれ持ったサラサラ真っ直ぐな髪を
ますます熱心に手入れして、
それこそシャンプーのCMに出てくるほどの
鏡のように艶やかな美髪を保っていました。

そして、その髪の美しさゆえに
「美女」と称されることが度々ありました。

髪が美しかったり、ヘアスタイルが素敵だと、
誰でも美人に見えるのは、
まぎれもない「ハロー効果」ですよね(笑)。

 

今日もお読みくださいましてありがとうございました。

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