鬱陶しい梅雨が一日も早く明けてくれるのを待ちながら、
毎年この時期になると作るのが、「蚊よけスプレー」です。
市販されてる虫よけスプレーには、
健康上の被害が危惧される『ディート』という
有害な成分が含まれていると聞き、数年前からは
エッセンシャルオイルを使ったスプレーを
自作するようになりました。
使うのは、天然成分で蚊よけが期待できる
『シトロネラール』という成分を含んだ精油です。
「作る」と言うほど大したものでもなく、
精油を無水エタノールなどと、混ぜるだけ。
私がよく使うレシピは、下記のものです。
✔ 100mlのスプレーを作る場合
・ レモンユーカリの精油 15~20滴
・ 無水エタノール 5 ml
・ 水 95 ml
※ 無水エタノールがない場合は、
ウォッカや焼酎など度数の高いアルコールで代用可能。
※ 水は、スキンケア目的ではないので、水道水でOK
スプレーボトルに無水エタノール(またはアルコール)を入れ、
そこに精油をポトポト垂らし入れてよく混ぜる。
最後に水を加えて、フタをしっかり締めて
ボトルをよく振り混ぜれば完成です。
虫は精油の香りを嫌がって近づかなくなるので、
スプレーの効果はアロマが香っている間です。
香りが消えると効果もなくなるため、
マメにつけなおす必要はあります。
また、使用期限の目安は10日~2週間程度です。
小さなお子さんや、つけたらヒリヒリするなど
お肌に合わない場合は、使用禁止ですよ。
レモンユーカリの精油には、市販の虫よけスプレーのような
害虫を遠ざける忌避作用のある成分『シトロネラール』が
70%以上含まれていて、特に蚊やダニが嫌う香りだと
言われています。
ちなみに『シトロネラール』には、忌避効果以外にも
・局所鎮痛作用
・抗炎症作用
・抗真菌作用
・抗ウイルス作用
が、あるとされています。
レモンユーカリの精油にプラスして、
同じような虫よけ効果が期待できる
シトロネラやハッカ、ティートゥリーなどの精油を
ブレンドするのも良さそうですね。
また、スプレー以外にも、ジェル基材と精油を混ぜれば
「虫よけジェル」「鎮痛用ジェル」なんかも作れます。
ちなみにこちらのレシピは
・ジェル基材(ジェルナチュレなど) 30g
・レモンユーカリ精油 4~5滴
・フタつき保存容器
作るときは、保存容器の中をエタノールでふき取るなど
消毒してからジェル基材を入れ、
精油を入れてよく混ぜれば、完成。
冷蔵庫で保存して、こちらも使用期限は2週間程度です。
レモンユーカリ精油には局所鎮痛作用もあるので、
肩こりや筋肉痛にもこのジェルが使えますよ。
今日もお読みくださいましてありがとうございました。