週末職人

気持ち美人に生きる知恵とお作法、英語学習と時々、DIY製作記録。

信じる気持ちがバチも呼ぶ~迷信~

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新しく買った靴を履こうとしたときに、
急に古い友人のことを思い出しました。

その子は高校の同級生でしたが、
当時からものすごく「迷信深い」人でした。

その彼女が、
 「新品のクツを始めて履くときは
  左足から履かなければダメ。
  ケガしたり事故にあうから」
などと教えてくれたことを
思い出したんです。

 

彼女は他にも、
 「ヤカンでお湯を沸かすときは
  絶対に蓋を取ってはイケナイ」
とか、
 「三人で写真に写ると
  真ん中の人が早死にする
 (から自分が真ん中は絶対イヤ)」
とか、
 「黒猫は縁起が悪いから、
  もし見かけたら後ろへ3歩下がる」
etc...

今すぐ思い出せるのはこれくらいですが、
日々の格言みたいに毎日ネタ切れすることもなく
色々な迷信を教えてくれたのでした。

 

そして、ご本人はそれらを心底信じていて、
ちゃんと実行してたのが
スゴイ(←何が?)ところです。

ただ、正直面倒くさかったのが
他人にまでそれを強要すること。

彼女的には、迷信を守らないことで
起こるかもしれない災難から、
友人たちを救ってやろうと思っての
親切心だったのでしょうけれど。

信じてない人にとっては、ただただ
 「もういい加減にしてよ」
って感じです。

 

信じる気持ちがバチも呼ぶ~迷信~

 

あるとき彼女に、
なんでそんな迷信を信じてるのか?
迷信を守らなかったことで
何か悪いことでも遭ったのか?
と尋ねたことがありました。

すると、実際に悪いことがあった
と言うのです。

 

例えば、外出先で靴ズレになり、
どうしても痛くて歩けなくなって
仕方なく靴を買って履き替えることに
したことがあったそう。

買ったばかりの靴を、
そこの店員さんが履かせてくれようと
差し出したのが「右足」で、
彼女自身も足が痛くて気が回ってなくて
つい「右足」から新品のクツに
足を入れてしまったのだとか。

気づいたときには「後の祭り」で、
でも仕方ないからそのまま履いて
お店を出たそうです。

すると!家に帰るまでの道中で、
横を走り抜けた車に水たまりの泥水をかけられ、
それに驚いて身をひるがえした途端に
足首をヒネって捻挫したのだそう...。

ということで、
  「やっぱり迷信の通り。
   右足から履いてしまったからケガをした」
というのでした。

 

他にも、
黒猫が目の前を横切って行ったけど、
すごく急いでたから3歩下がらなかった。

すると、その数分後に
曲がりで自転車とぶつかった、
なんていうものも。

 

 

でもそれって、見方を変えればというか
どう考えてもただの偶然。

あるいは、
世の中に偶然というものははないとしたら、
「右足から履くとケガをする」と
信じこんでる思いが引き寄せた必然
というだけじゃないでしょうか?

自転車にぶつかったのも、
「すごく急いでた」らしいから
周辺への注意を怠っていただけでしょう?

 

信じる気持ちがバチも呼ぶ~迷信~


迷信以外にも、
たとえばちょっとした(?)悪事や
罪悪感を感じるようなことをして、
自分自身で、
 「こんなことをしたらバチが当たるかも」
と思ったりすることがありますね。

すると、思った通りに後々、
「バチ」と自分が感じるような出来事に
見舞われることがあります。

 

こういうものって、たぶん
自分が信じ込んでる迷信や罪の意識が
自分を縛り付けて、
信じてるものを呼び寄せている。

つまり、自分で自分にバチを当てているだけ
だと思うのです。

 


ということで、何が言いたいかと言うと、
迷信に限らず、信じてることは
やっぱり現実化しやすいってことです。

そう考えると、迷信を含め信じる物事は何ごとも
出来るだけ良い内容のもの、
幸運に通じるようなものであるほうが
いいですよね。

 


ちなみに、
 「三人で写真に写ると
  真ん中の人が早く死ぬ」
という迷信の由来は、
写真を撮るときに中央に来る人は
大抵エラい人や年長者であるということ。

その他の人たちより年上な分、
早く死ぬ確率が高い(?!)
ってことらしいです。

 

今日もお読みくださいましてありがとうございました。

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