週末職人

気持ち美人に生きる知恵とお作法、英語学習と時々、DIY製作記録。

シロウトとプロの違いって??

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もう20年くらい前に読んだ小説かエッセイの内容で
かなりうろ覚えではありますが、
自分のハンドメイド品に市販品以上の高値をつけて
バザーやフリーマーケットに出品する専業主婦を、
「世間知らず」と批判的に描いた話がありました。

 

誰の小説(かエッセイ)だったか覚えてませんが、

 「つたないデキの手作り品が通用するのは、
  家族だからこそ。
  どれほど手間がかかっていても
  愛情が込められてると言われても、
  アカの他人にとっては出来栄えが良くなければ
  ただの粗悪品。

  いまどき100円ショップでも
  もっと見栄えのするものが売られてるんだから、
  雑な手作り品を売るのは世間を知らなすぎ」

みたいなことが書かれていたのでした。

まあなんとも容赦がなくて厳しい言葉ですが、
その内容には激しく同意したのを覚えてます。

 

シロウトとプロの違いって??

 

どうしてそんな古い話を急に思い出したかと言うと、
過日、とあるお店で、一人のバッグ作家さんと
遭遇したからでした。

その人は、手作りの布バッグを制作し
販売されているとのことでしたが、
自分がどれほど一生懸命に心を込めて
苦労してそのバッグを作っているか、
どれほど時間と手間がかかっているかなど、
延々と制作の苦労話ばかりをされるのです。

 

私も自分で布小物を作りますから、
言いたいことはわからなくもないです。

でも、すでにプロとして、
ちゃんとしたブティックの店先で販売してるんだし
それこそ海外の有名ブランドなみの
高額な値段もつけられているのです。

なのに、いまだにシロウトみたいに
『苦労』を売りにするのは
「違うんちゃうの??」と思ったのでした。

 

 

制作過程にどれほど手間ヒマかけて試行錯誤してようと
買う立場としては、
「そんなこと知ったこっちゃない」です。

その品物の見た目や機能、出来栄えなどが
ワタシの好みか、目に敵うか否かが全てです。

 

「こんなに頑張って作ったんですよー」と力説されても、
本来ならバッグの真中心にあるべきはずの模様が
微妙に、だけど明らかに、ズレてる品物には
数万円を払う気にはなれないということです。

 

それこそ、ハンドメイド作品として、
出来栄えに見合った可愛いお値段設定だったなら、
多少は納得もできるかもしれません。

でも、お値段はイッチョ前、
商品の出来はプロ未満というのは、
少なくともワタシ的にはお金は出さないな、
と思ったのでした。

 

ま、自分自身もモノを作るので、
素敵なブティックの店頭で
キラキラと並んでいるそれらの作品に、
ジェラシーを感じたのかもしれませんが(笑)。

 

ということで、今日はまとまりもオチもなく、
毒の含まれたお話でした。。。

 

今日もお読みくださいましてありがとうございました。

 

 

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