週末職人

気持ち美人に生きる知恵とお作法、英語学習と時々、DIY製作記録。

W.モリス「アネモネ」ポーチと、暮らしの名言。

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早々と梅雨明けした沖縄が羨ましいような
鬱陶しいお天気続きのせいか、
最近はめっきりハンドメイド意欲を失っています。

そんな時にふと目に留まったのが、
ウィリアム・モリスの「アネモネ」の生地。

曇り空にも似合いそうな
シックな色合いとデザインを眺めているうちに
なんとなく作りたくなって出来上がったのが、
いつものアレです。

口金を使って、手軽に仕上げた横長のポーチ。

手軽に作れるのに「がま口」は、
縫い目も見えず、見た目が良くて
機能的にも思いっきり大きく口が開くので、
中身が一目瞭然になるため化粧ポーチなどには最適です。

このポーチは横幅20cmほどあるので、
大き目のチークブラシや何かも、ちゃんと収まります。

 

W.モリス「アネモネ」ポーチと、暮らしの名言。

 

ところでウィリアム・モリスというと、有名な名言がありますね。

”Have nothing in your houses
 that you do not know to be useful, or belive to be beautiful”
「役にたたないものや、美しいと思わないものを家に置いてはならない」

モリスさんは、「モダンデザインの父」と呼ばれる
テキスタイルデザイナーでしたが、
思想家や詩人でもありました。

生活と芸術を一致させようとする
「アーツ・アンド・クラフツ運動」を
主導したことでも有名です。

モリスが生きた19世紀のイギリスでは、産業革命によって、
質の良くない粗悪品・安物が大量に生産販売されていて、
そういう世の中を受けて
「どうでもいいようなモノを所有するな。家に不用品を置くな」
と言ったのだと思われます。

現代はその当時以上に、チープなものや
本質的には不要だったりする余計なモノが
たくさん売られています。

モリスさんの言うように、
美しいものだけ、役に立つものだけを家に置くという生活は、
「それが出来れば苦労しませんよー」
なんてツッコミを入れてみたくもなりますが、
理想であることには間違いありませんね。

 

今日もお読みくださいましてありがとうございました。

雨降りの日も、優雅な一日に塗りかえてくれそうな
優雅で美しいデザイン画のぬり絵。

 

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