この週末はまた、ハンドメイドに勤しんでおりました。
まだまだ暑いけど、明日からはもう9月。
季節の変わり目にはなんとなく、
普段よりも創作意欲がわく気がします。
ただ新たに、これは!と感じる生地が
まだ見つからないので、手持ちのモノを使って
そして、いつもの『口金』シリーズです。
写真には半分ほどしか写ってませんが、
横幅19cmの口金を用いて
横長に仕立てたポーチです。
生地はフランスSAFECO社のジャカード。
コットンがメインの混紡なので
厚手だけど柔らかく、
手触りはサラサラしていて
とても良い気持ち。
渋い抹茶色のようなグリーン部分には
メタリックの糸が織り込まれてるので
光線の加減で時々キラっと光り、
スラブ感のあるユニークな表情が
とても気に入っているファブリックです。
使われている素材的にもデザイン的にも、
季節を問わず一年中持てるところも
いい感じ。
サイズ感は、大き目のサングラスを入れるにも十分で、
化粧ポーチに使っても、チークブラシも
ちゃんと収まる大きさと容量。
この19cm幅の口金は、
なかなか使い勝手の良いサイズなのです。
今日もお読みくださいましてありがとうございました。
追伸:
先日書いた「使用済み茶葉」による消臭トライアル。
残念ながら、知人からの頂き物の生地には
効果ナシでした。
お香めいた香り成分が、よほどしっかりと
繊維の奥の奥まで入り込んでしまってるのだと
思います。
が、一方で、「樟脳のニオイ」には効果てきめん!
古い長持の奥底で、これまた何十年と保管されてきて
虫よけ樟脳のニオイが染み込んだ古い古い着物が
あったのです。
陰干しで風通ししても、こちらも全くニオイが
取れなかったので、モノは試しと、
茶葉と一緒に袋に入れて2日間置いておいたら、
見事に消臭されました。
まあ最近では、樟脳なんてほぼ使わないでしょうし
そんなニオイがつくこともないかもしれませんね。
でもかなり強力な樟脳臭にも
効果があったということは、
布に染み付いた取れないニオイに困ったら
一度は茶葉を試してみる価値はあるかと思います。