週末職人

気持ち美人に生きる知恵とお作法、英語学習と時々、DIY製作記録。

口金使いで、誰でもプロ仕上げ。W.Morris柄ポーチ

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友人から、「チークブラシも入る長さの化粧ポーチが欲しい」と言われて、個人的には初めての、横長ポーチを作りました。横長といっても、大きいサイズの口金を使って、高さ(深さ)は出さずに、いつも通りの袋を作っただけですが。 

          口金使いで、誰でもプロ仕上げ。W.Morris柄ポーチ

でも同じ口金を使っても、形が変わるだけで、出来上がったモノは新鮮な感じがしますね。

今回使ったのは、ウィリアム・モリスの「Acanthus」という葉っぱのデザインのファブリック。ポーチなどの小物に仕立てるには最適な、適度な厚みのあるキャンバス生地です。

去年の秋ごろ、いつも行く生地屋さんで手に入れたものですが、買って帰って家で見てみると、思った以上に柄が小さい。40cm四方くらいのトートバッグを作ろうと思って買ったのに、ボンヤリしてたのか何か勘違いしていたようで、そのサイズのバッグに仕立てるには柄が小さすぎました。それで一気にやる気が失せて、ずっと放置していたのでした。

でも今回頼まれて、ふと、『これなら汚れも目立たない色柄だし、化粧ポーチにピッタリかも』と思い使ってみたところ、思いがけずステキな感じに出来上がりました。

このポーチに使っている口金は、19cm幅のものです。片手で持ちやすいように、高さ(深さ)は9cmほどにして、でもメイク道具が一式全部入るように、マチは十分取っています。口を開ければ中身が全て、一目で見渡せるので、がま口の長所の一つである思いっきり大きく開く口は、化粧ポーチに最適ですね。

内側の布は、今回は友人の希望もあって普通のリネンのものを使っていますが、合皮やラミネート加工されたもので作れば、汚れても拭うことができますね。

また、このサイズなら、筆記用具ケースにも最適です。たくさんのペン類と、定規やハサミ、カッターナイフ、コンパス、スティック糊なんかも余裕で入りそうです。

ところで作りながらいつも思うのは、口金を使うだけで、それなりに見映えのする仕上がりの小物入れが、簡単に出来上がるということ。これがもし、口金じゃなくファスナーで仕上げていたら、一見したときの印象が変わってくると思います(つまり、口金のほうが「高見え」するということ)。そして何より、ファスナーをつけるよりも口金をつけるほうが、はるかに簡単なのです。

このポーチを頼んできた友人は、自称不器用なので「作りたいけど、自分では絶対上手く作れない」といつも言うのですが、一度でも作ってみたら多分、「こんなに簡単だったのか…!」とガクゼンとするはず。

          口金使いで、誰でもプロ仕上げ。W.Morris柄ポーチ

今時は通販で、口金でも生地でも好みのものが簡単に手に入りますし、自分好みの完成品をあちこち探し回るより、好きな生地で自分好みに作ってしまうほうがずっと単純で手っ取り早い気がします。本当の初心者なら、手芸店で型紙や口金、布など必要なもの一式がセットになってるキットから初めてみるのもいいですし、必要な物一式と説明書が全てセットになったものが毎月1つずつ届けられる「フェリシモ クチュリエ」の手芸キットなどというものもありますよね。フェリシモのキットは定期購入しなくても、気になるもの1回だけの購入も可能で、何よりも、使われてる生地が誰にでも好まれそうなチャーミングなものばかりです。作り方説明が親切なので、もしかすると手芸店で売られてるキットよりも、はるかに取っつきやすいかもしれません。

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口金使いの(ファスナーもいいけどw)布小物は、小さなサイズのものなら少しのハギレを使ってスキマ時間を利用して、あっという間に完成させられます。親しい人たちへのちょっとしたプレゼントにもピッタリなので、ぜひ一度作ってみてほしいなと思います。

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