週末職人

気持ち美人に生きる知恵とお作法、英語学習と時々、DIY製作記録。

小さな好きを大きく育てて、夢や目標に変身させる。

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将来の夢とか未来の理想といった『やりたいこと』について考えるとき、
どういうワケだか、「なにか壮大なものじゃないといけない」、
みたいに思いがちではないでしょうか?

「退屈な現状に飽き飽きしてるけど、どうしていいか分からない」
という人に、例えば「なにか、やりたいこととかないの?」と尋ねると、
大抵、「ない」という答えがかえってきます。

そんな時、多分その人の頭の中では、
『やりたいこと、夢』=『仕事になること。お金を稼ぐことができること』
になってるんじゃないかなあ、
なんて私は想像しています。
だから、「ない」なんて答えになるんじゃないか、と。 

小さな好きを大きく育てて、夢や目標に変身させる。

やりたいことや目標が、
「仕事(お金)に直結するものじゃないといけない」とか
「プロにならなきゃいけない」と、
力が入ってしまうほど、身動きが取りにくくなります。
そんな風に考えていたら、たぶん大人になればなるほど、
人生に夢も理想も、持てなくなるでしょう…。

でも、夢や理想といった『やりたいこと』とは
単に『自分が好きなこと』、だと考えたら?
お金にならなくても、社会的に評価される何かでなくても、
つまらないとも言える些細なことで、全然OKなわけです。

物事を難しく考えてしまうタイプの人に、そう伝えても、
さらに「好きなことなんてない」、
なんて言われたりもします。
だけど、これまた『好きなこと』を
何か、ご立派で大層な趣味だとか特技でなければならない、
と捉えてしまってるから、
そんな反応になるのです。

好きなことって、要するに、単純に好きなこと、です。

本屋で立ち読みするのが「好き」。
ゲームが楽しくて「夢中」になってしまう。
毎週コンビニでリリースされる新作スイーツを食べるのが「好き」。
社寺仏閣を見て歩くのが「好き」。
DIYに「興味がある」。

などなど、こういう感じのこと。

そういうことを、ちゃんと『自分が好きなこと』として捉え、
立ち読みしたり、新作スイーツを食べてるときに
「私はいま、好きなことをやっている」
と、意識して行ってみるのです。

些細で、ちっぽけにも思えるようなことでも、
自分の『好き』という感覚に丁寧に向き合っていくうちに、
それがいずれ『大きな可能性を持つ好き』に育っていきます。
また、自分が本当には何を求めているのかといった、
自分の本音にも気づきやすくなります

小さな好きを大きく育てて、夢や目標に変身させる。

話は飛ぶようですが、
ハンドメイド作品、或いは、物だけじゃなく、
自分が持ってる技術やスキルを販売できる
サイトがありますよね。

ああいうところに出品・販売している人たちって、
大多数がいわゆる「素人」のはずです。
ハンドメイドが好きで、多分最初は自分のために、
そして家族や友人に作ってあげるだけだったのが、
そういう販売システムがネット上に生み出されたことで、
「好きが高じて・・・」状態になったわけです。

好きなことを続けていたら、いつのまにか、
全然知らない誰かにも喜ばれるようになり、
お金にもなった
お金を儲けることだけが、最終的な『夢』の形ではないにしても、
金銭を得られることは『自分の小さな好き』を大切に育てていった、
一つの結実の形とも言えます。

また、これらのサイト出品者の中には、
人気が出て、本格的にプロのクリエイターとして
活躍を始めた人もいると聞きます。

最初から「プロとして活躍する」と大きな目標をもつのは、
当然素晴らしいことです。
脳科学的にも、最終目標をまず設定するのが
願望達成には望ましいともされています。

でも逆に、最初から大きな目標などなくても、
『小さな好き』を大切にし続けているうちに、
いつの間にか、何らかの目標や夢がすぐ目の前に見えてきた、
というパターンもあるのです。


もしも途中で『好き』に飽きたり、他のことに興味が移っても、
『好きなこと』をしていただけなので、
何の損も後悔もありませんよね。(究極には、どんなことにも損や無駄というものはないのですが)

大きな夢や目標に向かうモチベーションを保ち続けるのは、
なかなか容易ではありません。
でも、『小さな好き』と向かい合うことであれば、
『好き』なことだけに苦労や努力の感覚とは無縁なまま、
「気づいたら、素敵な状況になっていた」という展開になる
可能性もゼロではないのです。

 

今日も最後までお読みくださいましてありがとうございました。

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