週末職人

気持ち美人に生きる知恵とお作法、英語学習と時々、DIY製作記録。

StayHome & EnjoyHome お家で読書「音読」のススメ

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「#Stay Home」ということでお家時間が増えたおかげで、大人も子供も読書をする人が増えたと聞きます。御多分に漏れず私も、買うだけ買って積み上げていた長編小説や、小難しい感じの実用書などを、片っ端から読みふけっているところです。

だけど、本の内容によるのか、その時々の自分のコンディションのせいなのか、なかなか『話』が頭に入ってこないときがあります。そういう場合は、いったん読むのをやめるのが通常の態度かと思いますが、そこであえて声に出して文章を読み上げる、「音読」を行うのがオススメなのです。

 

音読って、小学生が国語の授業でやっているもの、というイメージでしょうか。私自身は、とっくに大人になってからですが、英語を習得するために、舌が疲れてヘロヘロになるくらい、毎日必死で英語テキストを音読していた時期がありました。

国語学習に効果抜群なのはもちろんですが、母国語でも音読を行うと、本の内容が頭にすんなり入ってきて理解が深まり、脳の働きが活発になるという効果があるのです。音読は、実は大人にこそメリットたっぷりな読書法なのです。

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音読のメリットとして、個人的にまず最初にあげたいのが、ストレスの発散効果。
音読をすると、脳の前頭葉が刺激され、セロトニンという精神伝達物質(別名「幸せホルモン」)が分泌されるそうです。このセロトニンには、ストレスを和らげ精神を安定させる効果があります。私自身、音読をしたあとは、いつも妙に「気分がスッキリする」感覚を実感しています。これは、セロトニン=幸せホルモンが分泌されていたからなのですね。

 

次に考えられるのが、語彙力のアップ
黙読していると、読めない漢字があっても、読み飛ばすというかスルーしてしまいますよね?(私はそうなのですが。)でも音読をしていると、それを無視して読み進めることが出来ないので、その言葉をネットで検索したりして調べることになります。そうして自然と、語彙力がつくことになるのです。「そんなの面倒」と言われてしまうと、それまでですが…。好き好きはありますが、Kindleなどの電子書籍で読書すると、文中の言葉を調べるのも簡単ですよね?

 

そして、コミュニケーション力のアップ
近年は、SNSスマホゲームなど、一人で楽しめる娯楽が増えました。そのため言葉を発する機会が減り、前頭葉の働きが衰えて、コミュニケーション力が低下した人が増えているそうです。
前頭葉はコミュニケーション能力にも関係する部分ですが、音読をすることで、前頭葉が刺激されるのに加え、読んだ本の語彙や表現力がそのまま自分のものとなります。自分の口で発音し、耳から聞こえてきた言葉は、日常会話においてもごく自然に使えるようになっていきます。そうして言葉のバリエーションが増えると、人とのお喋り・コミュニケーションが楽しくなります。

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「声に出して、耳で聴く」音読は、目と口と耳を同時に使って文章を読むため、黙読に比べて多くの感覚器官を使います。脳にとってはかなり高度な処理を行っていることになり、これが「音読が脳に効く・脳を活性化させる」とされる理由です。

 

任天堂の「脳トレ」ゲームシリーズの監修などで著名な、東北大学川島隆太教授によると、

音読をしている時の人間の脳は、判断力や思考力を司る脳の司令塔、前頭前野を中心に、脳全体を活発に働かせます。これは考え事をしている時やテレビを見ている時とは比べ物になりません。ゲームも視覚も使うし、いいように思えますが、脳の活性は音読の3分の1以下です。

黙読もかなり活性しますが、やはり音読の方が圧倒的に脳全体を使います。毎日の習慣として、速めに新聞の面白そうな記事を10分音読するだけで脳はフル回転し、物忘れなどしない元気な脳を作ります

とのこと。

ということで今年のゴールデンウィークは、「音読」で、ストレス発散しながら脳を活性化して、時どきベランダや庭先での日光浴で、免疫機能の維持も図るというStay Home & Enjoy Homeはいかがでしょうか?

 

今日もお読みくださいましてありがとうございました。

GWの読書リストに入れてます。”無言”では内容に集中できない場合は、音読♪

 

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