週末職人

気持ち美人に生きる知恵とお作法、英語学習と時々、DIY製作記録。

贈った人を喜ばせる、贈られ上手な人になる。

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人に何かプレゼントしたときに、嬉しそうにお礼を言われるとホッとしますよね。喜んで貰おうと、それなりの時間もお金も労力も費やして、探して選び出してるわけだから、目的を達成できたという満足感もあります。

通常は、ここで完了、かもしれません。貰った方が喜んで感謝して、贈った方はホッと満足する。
でも、『贈られ上手な人』って、ここからまだ続きがあるのです。

          贈った人を喜ばせる、贈られ上手な人になる。

例えば私が、年上の女友達のAさんに『バスオイル』を贈ったときのことです。

受け取った時にAさんは、「使ってみたいと思ってたけど、贅沢な気がしてなかなか自分用には買えなかったから、すごく嬉しい」と大喜びしてくれました。

そして数日後、「貰ったオイルを使ってみたら、期待してた以上に香りも良くて最高の使い心地。毎晩お風呂が更に楽しみになった」と、また連絡をくれたのです。

そうされると、贈った私としても、あらためて嬉しいわけです。渡した時にも喜ばれ、贈ったものを実際に使って満足してると更に喜びを伝えられて、二度も贈り物をしたかのような良い気分になれるのです。そして、こんなに喜んでくれるなら、また何か贈って喜ばせたいな」とも思うわけです。


贈り物を貰った時に、相手に感謝と喜びを示すことは、ごく普通のことです。でも、貰ったあとに少し時間をおいて、贈り主に『感想』を伝えることで、もういちど贈り主を喜ばせることができるって、処世術としては相当の達人ですよね。まさに『贈りがいのある人』です。

 

別の例では、これまた私の元上司ですが、バレンタインの義理チョコを差し上げたときのこと。

義理チョコとはいえ、口の肥えた人が相手でもあり、あまりにも有名なブランドのものは目新しさがないと思ったので、京都の小さなチョコレート専門店のものを贈りました。

すると元上司は、そのパッケージを見るなり「これ、食べたいと思ってたんだよ」と大喜びしてくれたのです。

そして翌日、「あのチョコレート、やっぱり美味しかったよ~。食べたかったから余計に美味しかった」と、わざわざ声を掛けに来てくれたのでした。(ちなみにこの元上司は東京出身の方でしたので、ベチャっとした関西弁ではありません)

贈った時にも「食べたいものだった」と喜ばれ、後日また「美味しかった」と褒められて、贈った私としては、またしてもダブルで嬉しく満足したわけです。

そして、何かの折にまたそのチョコレート専門店に行ったときには、喜んでくれた元上司に「ちょっとお土産に買っていこう」などと考えたりするわけで、上司もまたハッピーになれる可能性があるということですね。

          贈った人を喜ばせる、贈られ上手な人になる。

このような経験もあり、私自身も誰かに贈り物をもらった時には、必ず貰った時と後日の2回、喜びと感謝を伝えることにしています。

そして食事をごちそうになった時も、その時に「ごちそうさま」は当然言いますが、翌日以降に再び顔を見たときに、もう一度必ずお礼を伝えます。会えない相手にはサンキューカードを送ったり。

すると本当にこちらが想像する以上に、お相手から感動されることが少なくありません。これらはある意味「計算」かもしれませんが、贈ってくれた相手も良い気分になり、自分も満足気分になれるのですから、何の問題もないですよね。

 

また、プレゼントされるのは「物」だけに限らず、情報もそうです。「美味しいレストラン教えて」とか「人気のお店知ってる?」と、よく訊いたり訊かれたりしませんか? あるいは、「あの映画面白かったよ」「あそこのスイーツ美味しいよ」と教えてあげたり。

そんなときも後日、「教えてもらったお店に行ってきた。美味しかったわ~」とか、「映画、面白かったよ」などと、言いに来てくれたり連絡があると、教えたほうは本当に嬉しくなります。

その逆に、「あの映画良かったよ」「このお店美味しいよ」と教えても、「興味ないわー」「なんか好きな雰囲気じゃなった」などと悪気はなくともバカ正直に返されたら、もう何も教えてやらヘンわ、と思うのも事実ですけど。 

 

          贈った人を喜ばせる、贈られ上手な人になる。

 

人間関係において、誰かに喜ばれたり感謝されることほど、嬉しいことはないかもしれません。つまりは自己重要感が高まるからです。だから、些細な事でも喜んでくれる「喜び上手・贈られ上手」な人には、物でも情報でも、もっと何かをプレゼントしたいと思うのでしょう。

「贈りがいのある人・喜び上手な人」になることで、贈り主にも喜ばれ、自分にもさらに贈りものが届けられるのなら、こんなに素敵な一石二鳥はありませんね。

 

ちなみに、友人Aさんに贈ったのはイギリスの「アロマセラピーアソシエイツ」の「ミニチュア バスオイルコレクション」、そして元上司には、今ほどメジャーじゃなくまだ一部の「知る人ぞ知る」ショコラティエだった当時の、京都のDari K(ダリケー)のトリュフチョコでした。

 

今日もお読みくださいましてありがとうございました。

 

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