週末職人

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今日、ちょっと幸せを感じる方法。

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「大きな目標を達成するには、それを小さな目標に小分けして、一つずつ達成していくと良い」と、よく耳にします。「今から10年後には、こうなっていたい」という自分の姿・目標があるなら、それを5年後、3年後、1年後、半年後、3か月後、1か月後...と逆算して最終目標(10年後の姿)を小さく分けていき、具体的に毎日やるべきことを決めて実行していく、と良いのだそうです。これと同じようなことが、「幸福になる」ということにも言えるようなのです。

          今日、ちょっと幸せを感じる方法。

アメリカの大学が行った研究ですが、被験者に「誰かを幸せにする」「誰かを笑顔にする」という、2つのタスクを依頼しました。そして、どちらのタスクを行ったときの方が、被験者自身が幸せを感じたかについても調査しました。

その結果、誰かを「幸せにする」努力をしたときよりも、「笑顔にする」努力をしたときのほうが、被験者自身の幸福度が高かったことがわかりました。

その理由は、期待と現実のギャップによるものだとか。「幸せにする」という目標は、あまりにも漠然とし過ぎていて費やした努力が期待に叶わず、そのことにより被験者の幸福度は低下しました。一方で、「誰かを笑顔にする」という目標は具体的な分、努力は正確に期待に応えることが出来て、被験者の幸福度は高まったのです。ついでに言うと、誰かを笑顔にできること自体が素敵なことで、自分自身も幸せな気分になれますよね。

 

この研究内容を見て、すぐに思い浮かんだのがプロポーズの定番「絶対に幸せにするよ」という言葉。ここでの「幸せ」って、何のどういう状態を意味してるのでしょうね? そんな小賢しいことを考えながらプロポーズしてる人も、それをOKしてる人も、いないとは思いますが。
「幸せ」などという曖昧模糊とした目標では、言ったほうの努力と言われた方の期待が合致することは、永遠になさそうです。そもそも「幸せ」の定義自体が、人それぞれなのですから。

上の実験結果を応用するならば、「僕と結婚してくれたら、キミを毎日1度は必ず笑顔にするよ」などと具体的な提案をしたほうが、プロポーズとしては「実」があり、結婚後も双方ともに現実的幸せを感じる度合いが高くなるということですね。

          今日、ちょっと幸せを感じる方法。

ちょっと話が逸れましたが要するに、壮大で漠然とした目標を持つことよりも、小さくても具体的な目標を確実に達成していくことのほうが、それを行う人自身の幸福感は高まるということです。

 

ところで、タイトルの「今日、ちょっと幸せを感じる方法」です。職場の同僚に1杯のコーヒーを差し入れしたり、仕事帰りに家族に手土産を持って帰る、遠くの友達に近況伺いのグリーティングカードをオンラインで送ってみる、etc.。
ちょっとした気遣いで周囲の人を笑顔にできると、自分自身も心が満たされて、ほんのり幸せを感じられる気がします。

 

今日もお読みくださってありがとうございました。

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