週末職人

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人は見た目。キチンとビジネスファッションが得。

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一億総カジュアル化(←そんな言葉があるのかは?)の時代、特にIT企業を中心に、カジュアルな服装で勤務しても良いという会社がどんどん増えてますね。私自身も、一部の役員以外は誰もスーツなんて着てないような、カジュアルファッションでの勤務が当たり前という企業で長く働いてきました。近年は、官公庁や銀行でも夏場のノーネクタイなどが浸透してきてます。「会議効率は、カジュアルでもスーツ時と変わらない」という実験データもあるそうで、ますますビジネスファッションのカジュアル化が進みそうです。          

          人は見た目。キチンとビジネスファッションが得。

◆服装は相手に対する気遣い

でも個人的には、どれほど「カジュアルOK」が浸透しても、やっぱりビジネスの現場では、最低限の「キチンと感のある服装」をすることが大事だと思うのです。スーツでなければならないというのではなく、自由な服装であっても「小ざっぱりと小綺麗に、キチンとした印象を会う人に与える服装を」ということです。

営業職などで社外の人に会いに行ったりする機会が多いなら、「仕事相手に合わせる」というのが重要です。客先もカジュアルなら自分もそうすればいいし、先方がスーツ系ならば自分もスーツか、最低でもジャケットは着用、といった感じに。

オフィス内のみの仕事だという人でも、そのオフィスに社外のお客様がやってくる可能性はあるわけです。それを考えると、どんな来客にも気後れせず対応できる、キチンと感のある服装であること必要だと思います。

 

◆足もとを見られる

「どんなファッションでも職場の会議の効率は変わらない」という実験データがある一方で、服装がだらしない人はジョブ・パフォーマンス(仕事の生産性や効率)もパッとしない傾向がある、というアメリカの研究結果もあります。

私個人の経験ですが、仕事で様々な会社に出向いた際に、社員がパタパタと”つっかけ”履きでオフィスを歩きまわってるようなところは、雰囲気的にもだらしなく、”三流感”ただよう印象でした。あんなにユルい状態で、まともな仕事ができるのかと疑問に思ったことも数知れずです。よその会社のことは抜きにしても、少なくとも私が働いていた組織では、服装や髪がカジュアルすぎる(だらしない)人は、上の研究結果の通り仕事ができない人が多かったです。

さらに言うと、私が「三流感」と評したように、着ているもの・見た目で、人は人を「値踏み」します。実際に、その場に居合わせて私が経験したことですが、自社に重要なクライアントを迎えてミーティングすることになったときのことです。こちらの担当者が、オフィスウェアとしては過度にカジュアルな服装だったために、クライアントから「そんな恰好されてるから、アシスタントさんかと思いましたわ」と、小バカにしたともとれるような発言をされた、ということがありました。

人は見た目が9割とか10割とか言われるとおり、見かけが良くないと、どれほど中身が素晴らしくても、良い印象は与えられません。人を見た目で判断してはいけないと言われても、初対面だったり親しくない間柄なら特に、「見た目以外の何で判断するの?」ということです。ビジネスの現場でなら、相手に不快感をおぼえられたり、ましてやナメられるような服装では、損することはあっても得することはないのです。 

          人は見た目。キチンとビジネスファッションが得。

◆制服ならなおさら

ついでに、制服がある職場でも油断はできません。ある”高級”ホテルのティールームでのことですが、オーダーしたコーヒーを運んできてくれたウェイトレスの白い長そでブラウスの袖口が、明らかに薄汚れていたことがありました。その制服のブラウスを、ホテル側がクリーニングしてるのか本人が自宅で洗濯しているのかはわかりません。けれど、ティールームのウェイトレスが着用する白いブラウスの袖口という、客の目に最も留まりやすい部分をないがしろにしているそのホテルは、高級かもしれないけれど”一流”ではないと宣伝してるようなものです。非日常的なゴージャス空間で、豪華な値段を付けたコーヒーを運んでくる従業員が、薄汚れた制服を着ているなんて、笑いのネタにもなりません。

ホテルやレストラン、テーマパークをはじめとして制服を着用する仕事はたくさんありますが、制服さえ着ていれば安心というのではないのです。その制服を、どんな状態で着ているのかも客はちゃんと見ています。従業員の服装で、ホテルや店といった組織の「格」がわかるのです。

          人は見た目。キチンとビジネスファッションが得。

◆服装で仕事のパフォーマンスを上げる 

「人は見た目で判断される」という他人の目線も気になりますが、人間は外見を適切に装うことで、心の持ちようを変えることができます会社生活が、カジュアルな服装そのままに緊張感のゆるんだルーティンになってしまってるなら、服装を見直すことで、気持ちを切り替えることができるかもしれません。多少きゅうくつに感じても、キチンとした小綺麗な服装で仕事に臨めば、デキる気分が高まって仕事の能率もアップするのではないでしょうか。

 

今日も最後までお読みくださってありがとうございました。

 

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