どちらを選べば良いのか、迷うことってあります。コレかアレか、やるかやらないか。私自身は、良くも悪くも、割と何でも直感で決めてきた人生でした。直感で決められない場合は、例えば選択肢が2つなら、それぞれのメリット・デメリットをリストアップして、より自分にとって都合の良い方をロジカルに選びます。
メリットとデメリットをリストアップする方法は、どれを選べば良いのかと迷いに迷って頭の中がごちゃごちゃになった場合も、選択肢がいくつあったとしても、客観的視点をもって冷静に比較して考えられるようになるのでおすすめです。
*コイントスで決める*
それでも、どうしても選べない場合はもう、『くじ引き』か『コイントス』でもやってみることです。「なにそれっ!」って思うかもしれませんが、これをやると、深層心理では自分がどの選択肢を選びたいと思っているのかがよくわかるのです。
AとBがあって、迷っているとします。どちらも条件はほぼ同じで、どちらもメリット・デメリットが同じだけある。考えても自分では決められそうにない。人には相談できない。絶対にどちらかを選ばなければならない。こんなときには、コインを投げるのです。Aは表、Bは裏、などと決めておいて。
投げて出た答えを見て、あなたはどう思いましたか? 例えば表(A)が出た場合、「うん!やっぱりAか。Aにしよう!」と、思いっきり後押しされた気分になったでしょうか? あるいは「え。Aかぁ。ふ~ん…」と微妙な気持ちになりましたか?
出たコインの答え(表裏)に自分が満足できるかできないかで、自分が本当に望んでいる方はどちらなのかがわかります。
”迷いが生じるたびに占い師に相談する”という人を知っています。進学、就職、転職、結婚、その他もろもろ、どちらを選べば良いのか迷うたびに、”行きつけ”の占い師のところに駆け込むそうです。
占ってもらって告げられた結果のとおりにするのかと尋ねてみたことがありましたが、「納得できる場合は、その通りにする」と、言っていました。つまり結局は、上に書いた「コインで決める」のと大差ないわけです。
自分の中にすでに答えはあり、占い師に相談するのは、その答えを後押ししてほしいだけなのです。
*後悔のない選択*
自分が考えに考えて、悩みぬいた末に決めて選んだことなら、どれを選択していても、最終的に行きつくところに大きな違いはないでしょう。選ぶのになぜ悩むのかというと、後悔したくないからです。後悔しないためには、自分が選択したことについて、思い描く望みの結果が成就するよう、一生懸命取り組めばいいのです。
親をはじめとした身近な人に言われたからとか(例えそうだったとしても、”親に言われたとおりにするという選択”を自分で決めているわけですから、最終的には自分で選択してることには違いないのですが)、自分は本当はアチラを選びたかったけど事情があって仕方がなかったとか、そういうグチや言い訳をするのは自分を否定しているようなものです。
*選んだものごとは全て必然*
何かを選択するときに大切なのは、自覚をもって自分で決めること。そして、その決定を後悔せず、決定したことの責任は自分で負う、と決めることです。
そもそも、「人生に起こることは全て必然である」と思っておけば、コレを選んでしまった後悔も、アッチを選ばなかったことの後悔も、ありません。
今日も最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。