週末職人

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輪廻転生って皆してます。たぶん。

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今回は、極めて個人的な雑記です。輪廻転生はたぶん本当にありそう、というお話。

かなり前になるかと思いますが、アメリカの医師、ブライアン・ワイス氏が書かれた「前世療法」という本が話題になりました。

      前世療法 米国精神科医が体験した輪廻転生の神秘 (PHP文庫)

精神科医であるワイス博士が、患者に行った催眠療法中に、その患者の前世の記憶が発見された。退行催眠療法により、生まれる前(前世)にさかのぼった記憶を思い出すことで、いま現在抱えている病気治療に役立つこともあるとして、ワイス博士のもとでは数多くの前世療法がおこなわれた、というような内容でした。

この前世療法を、自宅で自分ひとりでも出来るようにと「過去世退行療法」ができるCDブックも販売されました。当時、職場の先輩がこのCDによる「過去世退行」にどっぷりハマって、「毎晩、過去世を見に行ってる」と言っていたのを覚えています。彼女は、お付き合いしていた長年の恋人がなかなかプロポーズしてくれないことを悩み、自分が結婚できない原因は過去世にあるんじゃないかと考えたらしいのです(-_-)。

          輪廻転生ってありそうです。たぶん。

さて、なぜこのエピソードを思い出したかというと、つい先日読んだ新聞に、とても興味深い読者投稿があったからです。

その内容は、まだ5歳だった幼いお子さんを、数年前に亡くしたお母さんが書かれたものでした。ある日そのお子さんが「この家に生まれてきて一番幸せだったのは、お母さんに会えたこと。お母さんに会えて本当に良かった。」と言ってくれたそうです。その時はとても嬉しく聞いていたそうですが、今思い起こすとその前後頃から、よく「死んだらどうなるのかなあ。死ぬのはこわいね」といったことも言っていたそうです。結果として、お子さんはその1か月後くらいに急病で亡くなられたそうです。

さらに、お子さんの死からしばらく時間がたったある時、お母さんはお子さんが生前、「ママのお友達に手紙を書きたい」と言っていたことを思い出します。実際に、書いた手紙を封書に入れて、お母さんは自分のお友達に送ったそうなのですが、何が書かれていたのかとお友達に尋ねたところ、「ママのことをお願いします」というものだったとか。まだもちろん元気いっぱいの頃に書いて送った手紙だったので、その内容にも驚き、また、この子は死ぬことがわかっていたのだろうか、というような投稿内容でした。

          輪廻転生って皆してます。たぶん。

これを読んだときに、そんな幼い子を亡くされたことの不憫さに心がいたみながらも、その子が言ったという「この家に生まれてきて」「お母さんに会えて」という言葉がとても気になりました。この家に生まれてきて、なんて幼い子はなかなか言わないような表現というのか。それこそ、『子供は自分で親を選んで生まれてくる』という一説を、裏付けるかのような言葉だという気がしたのです。それに母親の友人にあてた手紙の内容など、まるでもう間もなく、自分がこの世からいなくなるのが分かってるかのよう。人間は生まれてくる前に寿命も全て決めて来る、とも言いますが、この子は生まれる家も親も、寿命も決めてきたということを、教えてくれてるかのようだと思いました。

          輪廻転生ってありそうです。たぶん。

また、全然別の話ですが、以前に習い事の先生からも興味深い話を聞いたことがありました。

先生のお孫さんがまだ3、4歳の頃。一緒に食事をしていたときに、テーブルの上に置いてあった”イカの塩辛”に突然手を伸ばし、「これ、お酒によくあうねン」「お酒のおつまみにピッタリやねン」と言い出したそうです。そんな幼い子供にイカの塩辛なんて当然食べさせたことはないし、先生のご家庭では誰もお酒を飲まないので、”お酒のおつまみ”というもの自体が存在しないのです。先生をはじめ、その子のご両親も皆びっくりしたそうですが、テレビででも見覚えたのだろうと、その時は大して気にしなかったそうです。

するとまた、今度は別の日に、お孫さんが「これ防空頭巾の代わりになるねン。コレ被って穴の中に隠れるねンでー」と、和室の座布団を頭に乗せて、先生のところに見せに来たそうです。何を言ってるのかと、先生は「正直、トリハダたちました」と仰っていました。「なんで防空頭巾なんか知ってるの?」「そんなこと誰に教えてもらったン?」といくら訊いても、幼い子供のことなので明確な答えは返ってこなかったそうです。でもその後も「防空頭巾」「穴に隠れないと」などという言葉を口にすることが何度もあったらしく、一時期とても心配もされたようですが、いつの間にか言わなくなったとのことでした。

          輪廻転生ってありそうです。たぶん。

その話を聞いたとき、私はワイス博士の本も読んでいましたし、「過去世退行」にはまってる先輩が身近にいたりもしたので、先生には「それって前世の記憶じゃないですか?」なんて軽く言ってしまったのですが、前世の存在を信じてない人にはとんでもない話ですよね。私自身も、いくら本や雑誌でそういうものがあると説かれても、前世については半信半疑という感じでした。先輩が毎晩「前世への退行催眠」に励んでるというのにも、「本気でやってるの??大丈夫?」なんて失礼なことを内心思っていましたし。

でも、この先生のお孫さんの話を聞いたときに、なぜかふいに「前世ってやっぱり本当にあるんだ」と、確信のようなものを感じたのでした。

そして、先日の投稿記事を読んだときにも(その内容は前世どうこうの話ではありませんでしたが)、幼い子供の言動とは思えないその様に、魂はずっと生き続けているということが、あらためて信じられるような気がしたのです。 

          輪廻転生ってありそうです。たぶん。

だからといって、催眠療法で過去世を見たいとも思いませんし、今現在何か困難を抱えていたとして、その原因が生まれる前にあるとか、原因をさぐりに過去世に行ってみようとは考えません。

ただ、そういうものが存在すると考えると、ちょっと生きるのがラクになるような気がするのです。今世しかないと思うと、ものすごく”気張って”フル回転して生きなきゃと思うけれど、輪廻転生するから来世もあると思ったら、今の一生をそんなにリキまなくても いいんじゃないかと。「今回ダメでも来世があるわ」とも考えられるし、来世の為に今世のうちに良いことたくさんして徳を積んどこう!などとも思えるわけです。

とりとめのない話になりましたが、今回も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。 

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