週末職人

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時間にルーズな人とはつきあわなくていい【極論】

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今回は、極論ですが、「時間を守らない人とは付き合わなくていい」というお話です。


人が人と関わる時、一番大切な土台となるのは、信頼関係です。

その信頼関係はどうやって見極めるのかというと、約束を守る人かそうでないか

約束を守らない人のことを信頼することなんて、できませんよね。

 

世界有数の資産家・投資家であるウォーレン・バフェット氏は、

「周囲の人からそれなりの信頼を得るには20年かかる。だが、その信頼はたった5分で崩れることがある。そのことを頭に入れておけば今後の生き方が変わるはずだ。どれだけお金を失ったとしても、お客の信頼を失う事だけは耐えられない」

と言っています。

全くその通りで、たとえ全財産を失ったとしても、信頼さえあればお金はいくらでも取り戻すことはできるものです。

 

人が社会生活を送る中で、信頼を得るというのは何より大切なものです。

そして、その信頼を得るためには常に約束を守るということ、約束を守る人である必要があります。

この「約束を守る」というキーワードに関して、どんな人にも当てはまる一番身近な事柄は、時間です。

時間は、全ての人に平等に与えられた、最も貴重な資産ともいえます。

 

いわゆる「成功者」と言われる立場の人ほど時間を大切にし、約束した時間を必ず守ります。

私は長年、日系・外資系の複数の企業で、重役クラスの秘書をしてきました。

その中で気づいたのは、自社はもとより取引先企業等においても、会長・社長といった組織のトップの人たちに、時間にルーズな人は一人もいないということです。

もちろん、そういう「エラい人たち」にはスケジュールを管理する秘書が付いているから、時間(スケジュール)通りに動けるのは当然のことだと思われるかもしれませんが、そうではないのです。

時間というものが誰にとっても貴重な資産であり、約束の時間を守らないというのは 相手の資産を奪っていることに他ならず信頼に足りないこと、というマインドを持って人と関わり、行動してきた人だからこそ、組織のトップや成功者という立場に上り詰めたとも言えるのです。

 

ビジネスの話をするときに、相手との約束の時間に現れないような人を、信頼することはできるでしょうか?

約束の時間すら守れない人と、ビジネスをしたいと誰が思うでしょうか?     

TIME IS MONEYなのです。

 

砂時計

 

ビジネスだけでなく、もっと日常的な友人知人との待ち合わせについても同様です。

 

例えばランチの約束をして、決めた待ち合わせ時間に相手が現れない場合。 

自分は約束の時間通りに到着しているのに相手が来なかったら、あなたは不快じゃないですか? 

少なくとも愉快な気持ちではないでずです。

もしかすると、ランチの予約をしたお店にも、時間変更をしてもらわなければならないという迷惑も発生するかもしれません。

もし時間変更は難しいとお店に言われたら、ランチそのものをキャンセルすることになる可能性も。

もっと想像力を逞しくしてしまうと、

そのように予約時間の直前になって変更を言い出すようなゲストは、お店の立場としては信頼できないでしょうし、そのレストランでは二度と予約を受けてくれないかも知れず、双方が不利益を被ることになります。

 

「ちょっと大げさすぎでしょ」と思うかもしれませんが、たった数秒、数分で、人生が大きく変わるということは普通にあることなのです。

 

たった1分でも、「されど」1分。

万人にとって、唯一平等に与えられたものであり、もっとも大切なものが時間です。

自分勝手な都合やルーズさで、相手の時間を無駄にさせてしまうということは、相手の人生の残り時間を奪うことに他なりません。

時間の約束を守るというのは、それくらい深い意味を持つのです。

 

大時計

 

こう考えていくと、時間の約束を守らない人とは、関わる理由がないということです。

タレントのバカリズムさんは、遅刻をする人について、「時間にルーズな人は病気」と言い切っています。

 

あるとき後輩芸人が、待ち合わせ時間を過ぎてから「今から行きます」と連絡してきたので、バカリズムさんは「そこで完全に全てをブロックした」そうです。

つまり、連絡先やSNSなど後輩の存在自体を消去して、さらに共通の知り合いにも、「あいつ(後輩)の情報を一切流すな」と伝え、完全にブロックしたのだとか。

このことについてバカリズムさんは「相手に怒ったって、いいトシしてそんな性格直るわけないもん、人間って。そういう人種と僕は合わないから」と言っていたそうです。

 

この話を聞いて、私も大学時代に同じような経験をしたことを思い出しました。

 

友人、仮にM子とします。大学在学中、私はM子を含めた4人の仲良しグループで、よく遊びに出かけていました。

授業終わりに遊ぶときは、そのまま連れ立って行ってましたが、休日に会う約束をして、駅や目的地で待ち合わせをすると、M子は連絡もなしに必ず遅刻してくるのです。

もう100%、一度の例外もなく。

それも最初のうちは10分・15分程度でしたが、徐々に遅れる時間も延びて行き…、という感じで。

 

私はもちろんでしたが、同じように待たされる友達2人もだんだんと、「M子には本当の待ち合わせ時間より、30分早い時間を言うようにしようか」などと言い出す始末でした。

当のM子は、遅れたことについて私たちが何度注意したり怒っても、ゴメンゴメンと笑いながら謝るだけで、一向に反省の色は無し。

そして、私たちとの待ち合わせには必ず遅れる一方で、M子はアルバイトには無遅刻、また就職活動中の会社説明会や面接には、指定された時間に遅れることなくちゃんと 出席していたのです。

 

毎回待ちぼうけを食わされることにほとほと嫌気がさしたころ、私は、「要するに彼女は、私たち友人のことをナメているのだ」という結論に至りました。

アルバイトや就職活動は、彼女にとって人生にかかわる重大事だからこそ、決められた時間を守ることができたのでしょう。

それが出来るのに、毎回必ず半時間以上も待ち合わせ時間に遅れる私たち友人との関係は、彼女は大して重要とは考えていないということです。

 

約束をするたびに必ずそれを破る人なんて信用できないし、真の友人付き合いなんて出来るわけもない

そう思い至ってから、私は彼女が含まれる遊びには参加しなくなり、卒業と同時に一切連絡を取らなくなりました。

バカリズムさんと同じように私も「そういう人種とは合わない」し、不愉快な思いをするのは嫌なので、関係を断ったというわけです。

 

four boys

 

 仕事や学校など公の場では時間が守れるのに、プライベートになると途端に時間にルーズになる。

そんな人と付き合って、幸せだったり何か良いことってあるのでしょうか?

「このヒトって、毎回必ず遅れてくるし」「時間にルーズなヒトだから」などと、心の中で相手を少し見下しながら付き合うのって、そういうことを思ってる自分自身のこともイヤになりそうですよね。

「時間にルーズという欠点はあるけど、それをカバーして余りある美点があって、ワタシはこのヒトのそういう所をとても愛してる」というのなら、そのまま関係を維持すればいいと思います。

 

でも、もし少しでも、毎回遅刻されることにムカついたり、不愉快に思ってるなら、まず一度はそれをハッキリ相手に伝えてみましょう。 

遅刻体質を改善するチャンスを、一度は与えてあげてもいいでしょう。

そしてそれでも改善されないなら、その時はもう付き合いなんてやめてしまえばいいんじゃないでしょうか。

そんな人と関わって、時間を無駄にしたり、小さなイラッを感じてストレスを溜めてるなんて、自分を大切にしていないことと同じです。 

 

時間はすべての人間に平等に与えられているものですが、永遠ではなく有限なのですから

 

 

長くなりましたが、最後までお読みくださいましてありがとうございました。

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