週末職人

気持ち美人に生きる知恵とお作法、英語学習と時々、DIY製作記録。

仕事がデキるかデキないか&人間性も、メールでバレてます。

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日系・外資系の複数の会社で秘書をしてきた中で、
何度か訊かれたことがあったのが
「仕事が出来る人・出来ない人」を見分ける方法。

方法というほどのことじゃないけれど、
そう訊かれたらまず思い浮かぶのが
「メールの返信の早さの差」です。

 

いわゆる『デキる人』は、
「今送ったところなのに、もう返信?!」
って、受信トレイを二度見してしまうほど、
メールの返事が早いです。

こちらの問い合わせにすぐに答えられない事には、
たとえば、
「いま、出先なので帰社したらご連絡します」
「いま回答できませんが、3日以内には返信します」
といったように、
とりあえずまずは、今送ったメールに対して
必ず何らかの返信はくる感じ。

 

一方で、『デキない人』は、
説明するまでもない気もするけれど、
なかなか返事がありません。

「はい」か「いいえ」で答えられる程度のものでも、
待てど暮らせど返信は届かず。

こちらからのメールに「〇日までにご連絡ください」
と書いておいても、
まず滅多にその期限に間に合ったこともなく、
さらに再三再四のメールまたは電話をかけて、
やっと「ああ、ご連絡いただいてましたね」って…。

秘書だからとナメてるのかと思って、
(相手の役職を見て態度を変える人間は、山のようにいますから)
ボスのメールアドレスから送信してみても
やっぱり同じだったりします。

 

仕事がデキるかデキないか&人間性も、メールでバレてます。

 

レスポンスの遅い人とは、
仕事をしたくないです。

「たかがメール」じゃないんです。

メールの返信1つに、仕事の処理能力の
ほとんど全てが明白に反映されていますし、
性格まで透けて見えるのです。

たとえばそれは、
・今できることを先延ばしにしない習慣の有無
・相手へのリスペクトの有無
・地頭の良さ
などなど。

 

メールの返信が遅い人って、
仕事の進め方もノンビリしています。

良く言えば「マイペース」ですが、
現実的には締め切りも守らず、
物事の優先順位が決められない傾向。

 

そして、「相手をナメてる」という本心まで
メールの返信には表れてます。

相手によって態度を変える人は、
自分と対等かそれ以上の役職の人からなら
速攻で返事を返しても、
「自分より下」だと勝手に判断して
見下した相手からのメールには、
わざとルーズに対応したり
無視を決め込む人もいます。

そういう人達は、
「秘書からのメールとは、
 つまりはその上司からである」
という点に思考が及んでない点で、
すでに『デキない人』の仲間入りです。

ボス(権力者)にさえ良い顔を見せておけばOK
と思ってる愚か者はたくさんいますが、
相手によって態度を変える人間だということは、
関係している全員にバレバレです。

ボスの前でどれほど取り繕おうと、
それ以外の人に対する態度や言葉の端々に
その種の性格は必ず出ますし、
またそういう細かいことって
意外なほど「見られている」ものなのです。

 

さらに、文章には地頭の良し悪しが出ます。

仕事の能力が高い人たちは、
簡潔で明快な短いメールを送ってきます。

「1本のメールを書くのに半日費やした」
という、デキない人を知っていますが、
見せてもらったそれは、
プリントしたらA4コピー用紙に
3枚分ほどにもなった「大作」でした。

仕事がデキる人からの返信は、
文字がビッシリ&だらだら長文
なんてことは間違ってもありません。

メールは長いと読む気が無くなりますし
要点もボヤケてしまって、
何が言いたいのかわからなくなります。

さんざん待たせた挙句に
ダラダラ長いメールを返すくらいなら、
箇条書きや単語だけ返信してくれたほうが
よっぽどありがたい感じです。

 

仕事がデキるかデキないか&人間性も、メールでバレてます。

 

さて、『まとめ』て(?)みると、
仕事がデキる人という印象をあたえたいなら、

・とにかくメールは即リプライ。
・その返信内容は簡潔に短く、要点のみ(でもOK)

これだけおさえておけば良いと思います。

 

「”デキる人”だと思われなくてもいい」
と言うのであっても、
メールの返事が遅いと、送った人は
相手から軽んじられてるのかと不信に思いますし、
とにかく失礼な人という印象を与えることは
間違いありません。

自分が相手の立場にたったときに、
返事が遅かったり来なかったりしたらどう思うか? 
と考えれば、
相手を待たせたり無視することは
出来ないと思うのですが、どうでしょう??

 

自分がしてほしいように相手にすればいいし、
してほしくないことは誰にもしない、
ということになります。

要するに、仕事がデキるデキないという以前に、
良識ある人間として、どう行動すべきか
ということですね。

 

今回は長くなりましたが、
こんなオチで終わらせていただきます(;・∀・)。

今日もお読みくださいましてありがとうございました。

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