週末職人

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玉編み風、さくら満開ブローチを作ってみた

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小さな花びらや円錐を編むのに飽きたら、玉編み。

 

正確には玉編みとは呼べないかもしれないけれど、糸を長めに引き出してトップをまとめる手法で編んだ5枚花びらの小さな花を、たくさん飾ったブローチを仕立ててみました。

 

大きさは直径4センチくらいの、まる。

 

3種類ほど微妙に色合いの違うピンク色とオフホワイトの刺繍糸を使って編んでいます。

 

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引き出す糸を同じ長さに揃えるのが難しいけれど、いくつも作るうちに手の感覚で覚えるというか、慣れてきます。

 

全く同じでなくてもいいし。

 

 

編む花の数は、どれくらいの大きさのブローチに仕立てるかによって変わってきますが、ある程度の数を編んだら、とりあえず土台に縫い留めていきます。

 

土台はフェルトの2枚重ね。

 

中央部分が少しこんもり、低い半円の山になるように、間に”綿”を挟みます。

 

フェルトの裏から針を刺し、山を突き抜け、そして花の中心から針を出したら、花芯にするビーズを通し、先ほどとは逆に、花の中心⇒フェルトの山⇒フェルトの裏、というふうに戻りながら花を縫い留めていきます。

 

縫い留める時には、山の中心から初めて、最初の花の周囲をグルリと囲んでいくようにします。

 

そして、途中で花が足りなくなったら、編み足し。

 

隙間が出来たりして気になったら、小さめの花を編んで、そこに埋め込んでも良し。

 

全部同じ大きさにする必要はないので、全体のバランスを見て、作り込んでいけば良いと思います。

 

この写真のブローチも桜満開の山をイメージして花を編んだので、最初はピンク色のグラデーションのみで埋めてみたのですが、ちょっと白が入ったほうがアクセントになり、またピンク色も引き立つかと思って、後から白い花を付け加えています。

 

仕上げは、フェイクレザーか先ほどと同じフェルトを、土台と同じくらいのサイズの円形に切り出し、そこにブローチピンをしっかり縫い留めてから手芸用ボンドなどで本体と貼り付ければ完成です。

 

余裕があれば、周囲をグルっとまつり縫いで仕上げれば、よりしっかりと綺麗に仕上がります。

 

玉編のふっくらとした花の集まりなので、空気を含んだような立体感とボリュームがあり、ふくよかで優し気な印象のブローチに出来上がりました。

 

本物の桜が咲く頃より少し先取りをする感じで、春のニットや帽子に飾ってみたいと思います。

 

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