今年ももう12月ということで、普段は見逃している不要物の処理をと思い、とりあえず書棚から手をつけることにしました。
子供の頃から読書好きで、そして電子書籍よりも紙の本派なので、日本の文庫本から海外の洋書まで一年で色々増えてしまいます。
読んでつまらなかった本は、以前は廃品回収に出していましたが、「チャリ本」というシステムを知って以来、本を処分したくなったときには必ず利用するようになりました。
チャリ本とは、古本で寄付をするシステムです。
詳しくは、「チャリ本」のサイト https://www.charibon.jp/ をご覧になればと思いますが、要するに、古本を売って受け取るはずの代金を、上記のサイトを通じて自分の希望する団体に寄付できるというもの。
規定の冊数以上であれば、本の引き取りも全て無料で手配してくれるので、とても便利で有意義な良いシステムだと思います。
今回もチャリ本に出すものを選別しながら片づけをしていたのですが、もう10年くらい前に買ったハードカバーの写真集のようなアメリカの編み物の本が出てきました。
超極太の毛糸で編むウェア類ばかりが掲載された本です。
海外のサイトでこの本のことを知り、太い毛糸で編むカーディガンやジャケットがとても斬新に見えて Amazonからすぐ本を取り寄せたのですが、 肝心の極々太の毛糸がその時の日本国内では手に入らず、結局本を眺めるだけに終始していました。
今ならブっとい毛糸も簡単に入手できるし、チャレンジしてみるのもいいかもしれませんね。
編み物に限らず海外の手芸本には、まるで作品集のようなつくりのものが多くて、パラパラめくって見ているだけでも楽しい気分になります。
この本にも、日本にはない色使いの組み合わせやデザインのアイデアが随所に見られて、初めて見た時からもう何年もたっているのに、それでもまだ新しさを感じるのがなかなか興味深いところです。