街の中にクリスマスデコレーションがあふれ、気温がどんどん下がってくる今頃になると、翌年のスケジュール帳カバーを作り始めます。
その方法はカルトナージュで。
初めてカルトナージュというものを知ったのは、もう思い出せないくらい前のことですが、当初ははりきって色々作ったものの、徐々に遠ざかってしまいました。
理由は、厚さ2mmほどもある厚紙を切るのが面倒なのと、無限にある生地や紙の組み合わせを考えるのに疲れてしまったから。。。
選択肢が多すぎるというのも、ある意味考え物ですね。
スケジュール帳カバーは、ある年のクリスマスに友人にプレゼントしたところ、こちらが恐縮するほど喜ばれて、翌年からもリクエストされるようになったので、年に1度の風物詩的に作るようになりました。
手帳くらいのサイズなら切り出す厚紙も知れていて、それほど負担にはなりません。
使う生地も小さくてすむので、メートル単位なら高価で躊躇するようなインポートのインテリアファブリックなんかも端切れサイズで事足りますし、上等な生地で仕上げた手帳カバーは、見るたび使うたびに小さな喜びと満足感を感じられます。
そして内側にポケットやホルダーなどを好きな大きさで付けたり、100%自分好みに作り出せるのも嬉しいところです。
完成したカバーには、四隅にコーナー金具を取り付けることで、ハンドメイドらしからぬ出来栄えにグレードアップすることも可能です。