週末職人

気持ち美人に生きる知恵とお作法、英語学習と時々、DIY製作記録。

口金仕立てのカードケース<ハンドメイド>

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久しぶりで、ハンドメイドの話。来月から新しい職場に転職するという友人に、「名刺入れを作ってほしい」とリクエストされました。名刺入れというと、リアルレザーのものか、ステンレス(?)製のものといったイメージが私自身はあるのですが、友人は「キレイな布のものがいい」と言うのです。雑誌か何かで見た、大きな口金で作られたカードケースがイメージにあったようで、そのイメージに合わせて作ったのが、今回のコレです。

          口金仕立てのカードケース<ハンドメイドネタ>

口金は、幅14cm、足の長さ7cmくらいのものを使い、マチは一切取らずに布をはめ込んだだけのものです。表の布には厚手の接着心を貼って張りを出しています。内布にはダークブラウンのリネンを使用し、こちらはやや薄手の接着心を貼っています。

表と内布を合わせて、上下(短い辺の部分)のみミシンで抑え、あとは口金にはめ込むだけの「手法」です。

マチはなくても、口金の枠がカード入れとしては十分なサイズなので、名刺やショップカード類も相当枚数入ると思います。

使用した生地は、イギリスのインテリアファブリックです。ベルベット生地なので、手に持ったときにしっかりした厚みも感じられ、ピンクとはいえ、モザイクのように並んだ異なったトーンの色合いが可愛くなりすぎず、でも華やかな感じです。中に一色、ベージュを混ぜ込むあたり、やっぱりヨーロッパのセンスだなと感心します。

口金に「カン」がついていたので、その部分にはタッセルを飾りました。ベルベットの重厚な感じに合わせて、タッセルの素材もシルク100%です。たっぷりの量感とサラサラ滑らかな手触りが、化繊の糸で仕立てたものとは大違いです。いつもは、タッセルにも丸カンを付けて口金と繋ぐのですが、今回は頭から出ている取り付け紐を少し長めにし、紐でカードケース本体と結び付けています。そのほうが、多少手荒に、引っ張っても、丸カンが伸びたりして外れる心配がないかなと思いました。

 

ところで友人にもいつも言ってますが、このカードケースなんて、ミシンがなくても糊とコピー用紙より多少厚目の紙があれば、あっという間に仕上げることができるのです。口金のサイズに合わせて紙を2枚切り、その紙より一回り大きいくらいのサイズに表と内側の布をそれぞれカットし、紙と布を糊で張り合わせます。余った布は反対側に折り込みまた糊で接着。それぞれ完成した表布と内布の、紙部分どうしを糊で貼り合わせて、口金にはめ込めば出来上がりです。

今回の口金に合わせるサイズなら、布のサイズも16×16cmもあれば十分ですし、大きなサイズの口金を使えば、通帳や母子手帳といった大き目のノートなども入るものが簡単にできあがります。

ちょこっとした空き時間に作れるので、家で過ごすことの多い今日この頃の、暇つぶしには最適な手芸かもしれません。針を使わなくて作れるので、小さなお子さんと一緒に作業するのにも良いかなと思います。

 

自分で生地や口金を探しに行くのが面倒な時は、フェリシモクチュリエ」のキットになった”がま口レッスン”というものもいいかもしれません。布や口金がセットになって、作り方付きで届くので、お試し程度に始めるには便利ですね。

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ちなみに私は、がま口ではありませんが、同じくフェリシモの「ハーダンガー刺繍レッスン」というのにトライアル中です。多色遣いの刺繍より、ハーダンガーのシンプルで大人っぽい感じに惹かれております。

今日もお読みくださってありがとうございました。 

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