週末職人

気持ち美人に生きる知恵とお作法、英語学習と時々、DIY製作記録。

【DIY】アンティーク着物で裂き編みバッグ

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わたしの中では、
この夏の小さなブームになるかも、
な雰囲気の裂き編み。

無地のものを作りたくて、
わざわざ新しく購入した布を裂いて
最初の作品を編みましたが、2作目は、
本来の裂き編みの意味(?)に立ち返り、
古い着物を裂いたヤーンでの
バッグ作りに挑戦してみました。

 

使ったのは、わたしの祖母だか曾祖母だかが
大昔に作ったという単衣のきもの。

出来るだけ柄の少ない物をと探していたら、
まあまあ適当なのが、仕付け糸もついたままの
いわゆる新古品状態で見つかりました。

 

小柄だった彼女らの着物は、
わたしには裄丈が短すぎて
着てみると七分袖状態。

着られないものを持ってるのはナンだけど
布好き人間としては、着物って特に、
処分するのに躊躇いがあります。

だからそんな着物を、
切ったり裂いたりすることも
当然抵抗は感じました。

 

でも、それこそ一度も手を通さないまま
タンスに眠らせておくよりは、
形は変わっても実際に使われる方が
ずっと有意義でしょう。。。

と、自分に言い聞かせながら
ビリビリと......w。

 

いったん裂きだすと、素材が絹のせいなのか、
先日のコットンよりもずっと軽く容易に綺麗に
リボン状にできました。

もちろんその前に、縫い目を全部解いて
単なる布切れ状態にしています。

どちらかというと、この作業のほうが大変。

でも今回の着物は「単衣」だったので、
裏地がないぶん楽でした。

そして編み上げたのが、
今日のコレです ↓ 。

【DIY】アンティーク着物で裂き編みバッグ antique kimono bag

昭和アンティーク着物の裂き編みバッグ。
(昭和の品がアンティークと定義されるのかは???)

布(着物)状態だとシンプルで単調な柄だったのに、
裂いて編むと、こんなににぎやかな(苦笑)の模様に。

 

 

編み方は、いつも通りの細編みです。

先日のコットン生地の裂き編みバッグと同様に、
幅2cmのリボン状にしたヤーンを
10号のかぎ針で編みました。

その編み心地ですが、どういうわけだか
コットンよりも編みにくかったです。

編み目からヤーンを引き出すときに
抵抗があるというか、
ひっかかりがある感じ。

ちりめん生地だから?かもしれませんが。

 

まあいずれにしても、
そもそもが編み物用の糸ではないのです。

だから、麻ヒモよりかは断然編みやすいけれど、
まともな毛糸やレース糸と比べると
編みにくくて当然ですね。

 

そしてやっぱり、使う生地は大量です。

写真のバッグは、底の直径16cm程、
高さは18cm程度の小ぶりサイズですが、
この大きさでも、
着物一着ほぼ丸ごと必要でした。

 

大人一人の全身をスッポリ包んでいた布が、
編むとこんなに小さくなるとは
「なんだかねぇ....」と、
個人的には多少引き気味の思いに
囚われています(笑)。

布のままだったら、
もっとたくさんバッグを作れるのにw

でもどっちにしても、
着られない着物のままで置いておくよりは
はるかに活躍の機会があることでしょう。

 

ただ、裂いてリボン状にしてしまうと、
編むか織るかくらいしか使いようがなくなります。

古くても思い入れがある着物・古布の場合は、
やっぱりそのままの状態で置いておきたいカモ、
というのも正直な感想です。

 

今日もお読みくださいましてありがとうございました。

 

 

 

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