週末職人

気持ち美人に生きる知恵とお作法、英語学習と時々、DIY製作記録。

【DIY】草木染布の裂き編みバッグ

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6月もあっという間に月末です。

明日は、この半年の穢れを祓いに
茅の輪くぐりに出かけて、ついでに
水無月」を買って帰らねばなりません。
(mustではありませんが)

京都中の和菓子屋さんで、この時期
水無月」が作られています。

毎年「今年はどこのにしよかなー」
と、アレコレ考えるのも、
鬱陶しい梅雨時の小さな楽しみです。

 

 

さて、夏越の祓や水無月とは
一切何の関係もなく、今日もまた
「裂き編みバッグ」がお話ネタです。

モノ作りに限らず、食べ物でも遊びでも
一旦ひとつの物事にハマると、
それに飽きるまで連日延々と続けるのが
わたしの性格です…。

 

前回までと違うのは、今回の裂き編みは、
裂くための布を草木染するところから
トライしてみました。

バッグ一つ分を作るほどの
大量の布を染めるのは初めてでしたし、
生地の素材のせいなのか、
想定していたのとは
全く違う色味となりました(゚Д゚;)

でも、染め上がった布を裂いて
編んでいくうちに、
これはこれで良いかもね、な仕上がりに。

ということで、今日のコレ ↓ です。

 

草木染布の裂き編みバッグ 着物ヤーン

草木染布の裂き編みバッグ。

 

今回のバッグの形は、横長楕円底です。

正面から見て、底部よりも開口部のほうが
少し小さめの台形型になるよう、
側面は時々減らし目をして編みました。

そして最終段は、いつもの
ループ編みで仕上げ。

先日作ったピンクのバッグとは違い、
これはあまりブリブリした感じには
したくなかったので、
ループは一段だけです。

最後は、色のトーンが偶然ピッタリな
バンブーの持ち手を付けて、完成です。

 

 

使った布は、今回もやっぱり着物の胴裏。

何十年も前の品ですが
新品で頂いたものがあり、
そちらを利用しました。

麻素材とのことでしたが、
どうやら100%麻だったわけではなく
化繊との混紡だったのではないでしょうか。
(だから上手く染まらなかった、と言いたい。笑)

 

ちなみに、胴裏生地全部を使って編んだ
バッグの完成サイズは、
底の幅は約21cm、
マチが約11cm、
深さは14cmほど、となりました。

見るからに小ぶりなのですけれど、
底部のマチが大きいので
見た目以上に結構すっぽり入ります。

長財布も、アッサリと。

幅2.5cmほどのファブリックヤーンを
かぎ針編みしていますし、
通している持ち手の金具もネジ留めされてて
しっかりガッシリしてますから、
重めの荷物も持ち運べそうです。


でもまあ実際は、実用というよりも
「添え物」的に使うのが
こういうバッグらしいかな
と思います。

何も持たなくても良いのだけど、
手持ち無沙汰だから持ってみた、
みたいな。

 

これからの季節なら、
避暑に出かけた旅先で
レストランに食事に行く時とか
ちょっと散歩に出かけるとき。

または浴衣で近所のお祭りを見に行く時などに、
貴重品とハンカチだけ入れてチョコっと手に持つ
とかが似合いそうです。

偶然とはいえ色合いも
麦わら色というのかナチュラルな印象で、
夏にとても似合いそう、
ではないでしょうか?
(作り手の欲目がかなり入ってますw)

 

今日もお読みくださいましてありがとうございました。 

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