週末職人

気持ち美人に生きる知恵とお作法、英語学習と時々、DIY製作記録。

【DIY】編みなおし。裂き編みポーチからバッグに。

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ヤーンが途中で足りなくなり、
バッグからポーチに作成変更した
先日の裂き編み作品。

文鎮口金と組合わせて完成したときは、
「それなりに上手くいったかも♪」
なんて思ったのですが、
口を開けたり閉じたり
表裏をためつすがめつ眺めるうちに、
なんだかやっぱり気に入らない(;'∀')。

あの色とあの形って、
見れば見るほど「地味で愛想無し」な
気がしてきたのです。

 

そもそもヤーン自体が、
もともと染色にも成功してないし、
もう処分してしまっても
良さそうなものでした。

だけど「染め」の段階で
すごく時間も労力も費やした分、
どうしても「もったいない」という思いが
捨てられません。

 

そうして、また全部ほどいて
クシャクシャになってたヤーンにアイロンをかけ
イチから編みなおす...、という
ヒマなようなマメなようなこだわりを発揮し、
改めて編み上げたのが「今日のコレ」です ↓ 。 

【DIY】編みなおし。草木染裂き編みポーチからバッグに。crochet bag

裂き編みのバケツバッグ

 

編みなおそうと決めたとき、
このグレーヤーンに別の布糸を足して
特大サイズの丸底バッグを作るつもりでした。

でもあまりにビミョウな色合いの灰色なので、
どんな色と組み合わせれば良いのか
ぜんぜん想像できなかったのです。

そこで結局、
「このヤーンだけで完成できるものを」と思い、
ごく小さな丸底バッグを編み始めました。

 


さて、作り方です。

輪の中に細編み6目を入れ、
引き抜きなしのグルグル編みで
7段(42目)まで編みます。

そこからは2段ごとに増し目(54目まで)。

側面は15段編みましたが、
開口部がほんの少しすぼまった形になるように、
また途中から2段ごと、
最終的に42目になるように
減らし目をしています。

 

持ち手は、なんとなくの気分で
1本で仕上げました。

くさり編み30目分の長さです。

そうすると、開口部がパカっと
大きく開いたままになってしまうので、
別にくさり編みした紐を引っ掛けて、
大きなボタンで留めることにしました。

 

ちなみにこのボタンは、
冬のコートについていた予備用の物。

大きさといい色あいといい、
このバッグにピッタリじゃないですか?

ブランド名がクッキリと刻印されてるのですが、
もしその刻印に誰かが気づいたとしても、
このバッグがそのブランド製品だと
勘違いされることは、
どう考えてもないでしょうしね。笑

 

そして多分このバケツバッグが、
「なんか雰囲気ある感じ」(←手前ミソすぎ(;'∀'))
それなりにうまく仕上がったのは、
このボタンのおかげだと思います。

ボタン無しな裏側(反対側)を見てみたら、
ただのジミな灰色の物体ですもの。

ほんとにちょっとしたことで、
モノ(人も)の印象って変わりますね。

 


完成したバッグは、
底直径が11cm、深さが12cm、
横幅はペタンと平置きして約20cmほどの
スモールサイズです。

長財布は無理だけど、
スマホやカードケース、家の鍵などの
必需品は全部余裕で入りますので、
近所のコンビニや犬の散歩に行くくらいなら
これ一つで十分でしょう。

 

文鎮口金のポーチのままだったら
きっと使わずにいずれ処分していたと思うので、
少々面倒でしたが編みなおして大正解でした。

布と違って編み糸は、
気に入らなかったり失敗しても
何度でも編みなおしできるのが、
最高に良い点ですね。


今日もお読みくださいましてありがとうございました。

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