断捨離をして今の自分には不要なモノを手放すと、
『空間』になった部分には、
より素敵な新しいものが入ってくるといいます。
昔読んだ、カレン・キングストンさんの
『ガラクタ捨てれば自分が見える』の本でも、
”ガラクタを大量に捨てたら
思わぬところから現金が入ってきて、
その分で新しい服を買った”とかナントカ、
彼女のクライアントの体験談が
いくつも紹介されていました。
ちなみにも私も、
長く閉じたままだったクローゼットを片付けたら、
現金５万円が出てきたことがあります。
まぁそれは、隠して（？）忘れていたのが、
出てきただけとも言えますがw。
何かを無くしたところに、また
新しい何かが入ってくるというのは
物に限ったことではありません。
それは例えば人間関係もそうです。
誰かと長くお付き合い続けるうちに
あるときふと、
「なんか最近、合わないな」と、
違和感というのか、ズレみたいなものを
感じ始めた、という経験はありませんか。
そういうときは、
無理に「これまで通り」にしようとか、
相手に合わせようとはせず、
ちょっと距離をおいてみたり
しばらく会わない期間をとってみることです。
すると、またいつの間にか自然に
「以前通り」
に戻ることもありますし、
「やっぱりなんか違うな」
と改めて確信する場合もあります。
「なんか違う」とやっぱり感じてしまったときは、
もしかしたら、その人からの学びが終了した
ということかもしれません。
その場合は、もう無理してこれまで通りに
つきあう必要はなく、
自然の成り行きに任せて
「縁が切れるならそれで仕方ない」
と割りきることも必要です。
ケンカをしたわけでもなく
明確な理由もないのに、
徐々に心が離れて人間関係が終わるのは、
その人から学ぶことが終了した時です。
だから、無理に相手に迎合したり
どうこうしようと焦ったりせず
心のなかで「今までありがとう」と感謝して
自然の流れに委ねておけば良いのです。
「ず～っと親しくしてた人と縁が切れたら、
もうワタシには誰も友達がいないわ」
なんて思って、寂しさや怖さで居ても立っても
いられなくなるかもしれません。
でも、ひとつの人間関係が終わると、
その終わったスペースに、遅かれ早かれ
必ず新しい人間関係が築かれます。
だから、この先孤独になるかも、
といったような心配はホントに本当に無用です。
ちなみに『ガラクタ捨てれば～』の本は、
もう２０年も前に出版された”古典”ですが
読むと異常に断捨離熱、お掃除熱が高まります。
片付けの衝動に駆られる、というのか。
「家を片付けたいけど、やる気が起きない」
というときには、ダマされたと思って
まずはこの本を手に取られることを、
強く強～くおススメします。
