これまた友人から聞いたお話です。
あるとき、彼女が在籍している会社の部署で、
翌日の朝8時からミーティングが
行われることになったそうです。
その出席者たちに飲み物でも出してあげたら
喜ばれるだろうと思って、彼女は自分も
いつもより1時間以上早めに出勤して、
コーヒーや紅茶などを準備してあげました。
会議の出席者にはとても喜ばれたそうです。
ところが、いつも通り定時(午前9時)
直前に出勤してきた先輩社員がそれを知って、
「自分だけいい子ちゃんになって
点数稼ぎをしてるのか!」と、
ロッカールームに呼び出されて(!)
ネチネチとイヤミを言われたのだとか。
それからしばらくして、また同じように
早朝会議が行われることになりました。
前回のことがあったので、彼女は、
今回はもう関わらないでおこうと
いつも通りの時間に出勤しました。
すると、今回はそのお茶出しのために
早朝出勤していた先輩から、
「会議があるのがわかってるのに
気の利かない子!」だと、
やっぱりイヤミを言われたそうです(;´・ω・)。
批判する人って、何をどうしても、
とにかく批判するのですよね。
早朝出勤してお茶をだしたら
いい子ぶってると罵られ、
しなかったらしないで
気が利かないと非難され、
一体どうしてほしいの?!という感じです。
でも、この先輩はきっと、
彼女が「何を、どうしたとして」も
何らかのイヤミや文句を言うのでしょう。
批判をする人というのは、
それが良いとか悪いとかいう
中身などどうでもよくて、
ひたすら「自分にとって不快である」
というだけなのですよね。
つまり批判とは、単に、言ってる本人の、
不満や不服の現れってことです。
だから、誰からも絶対に
批判されないように行動することって、
多分不可能です。
どれほど美しく清廉な行動でも、
それを見る人の心情次第で
いくらでも批判のターゲットになり得ます。
人は、他人が自分の思い通りに動いてくれたり
自分のメリットになる場合だけ、
相手を好評価するものです。
反対に、自分の思い通りにならない他人の言動は
何であっても全て気に食わない…。
なので、人の批判なんて
気にする必要はないってことです。
まぁたま~に、マトを得た批判というものも
あることも確かです。
そういうときは、その批判を参考にして、
自分が必要だと思ったり納得できれば、
改めたり学びとすれば良いでしょう。
でも少なくとも、上に書いた知人の場合であれば、
相手(先輩)の望みに合わせる必要はないです。
彼女は間違ったことはしてないのですから、
先輩に「いい子ちゃんになろうとした!」
と非難されても、
自分は正しいと思っていたのなら何度でも、
会議でお茶を出してあげればいいんです。
何度もしつこいですが、
批判する人は何でも批判します。
そうなると、もうそれは
批判されてる相手の問題というよりも、
批判している人自身の問題です。
そんな人の言うことを、
いちいち真に受けて悩んだり振り回されてたら、
それこそウツにもなってしまいます。
自分の心の健康を保つためにも、
何にでも批判をする人のことは
それがその人の”趣味”だとでも考えて、
適当に聞き流しておくことが得策です。
今日もお読みくださいましてありがとうございました。