基本的には、『人には期待しない』
というスタンスで生きています。
物事に対しても同様です。
普段から何ごとにも期待しないで生きてると、
嬉しい・幸せと感じる機会が
人よりちょっと多くなるかもしれません。
例えば、自分の誕生日。
家族や恋人、友人たちに、
「誕生日だから何かプレゼントをくれるはず」
なんて期待してると、プレゼントを貰っても、
『当然』という感覚が付きまといます。
そしてもし、プレゼントが無かったら、
「誕生日なのに、なんで何もないの?!」
と身勝手な怒りさえ沸き起こることも…。
でも最初から、「プレゼントがあるはず」
なんて期待していなければ、
小さなブーケ一つでも貰えたときには
「(誕生日を)覚えていてくれたんだ♪」と
思いがけないハッピー・サプライズになり得ます。
くれた相手に対する感謝の気持ちも、
大きく深くなるように思います。
人ではなく、モノ・コト相手でもそうです。
”予約の取れないレストラン”だから
「ものすごく美味しいはず!」
と期待満々で出かけたら、
「なんや、全然ふつうやン」
なんてことは多々あります。
どれほど美味しいかと期待してた分、
相当ガッカリです(←個人的実体験)。
一方で、外出先でお昼時になったからと
その辺にあるお店に適当に入ったら、
思いがけず美味しいお料理が出てきて
ビックリなことも。
期待してなかった分、トクしたようで
嬉しさも大きくなったりします。
映画や本でも、前評判やクチコミが良いからと
期待して観たり読んだりしたら、
自分の好みじゃなかった
ということが無きにしも非ず。
期待してたのに大したことなかった、
無駄遣いしてしまったと、
損した気分にさえなります。
でもそもそも『期待感ゼロ』で
何も心積もりせずに見てみたら、
どんな作品であっても
「思ってたほどじゃなかった」と
ガッカリしたり失望することは
ありません。
「~してくれるハズ」
「~して欲しい」
「~に違いない」
といったような期待(=欲)を持っていると、
それが叶わなかったら不満に思いますよね。
自分以外の、人にもモノにもコトにも
何も期待しないでいるほど、
「思ってもみなかった」という
喜びや幸せを感じるチャンスは
確実に増えます。
今日もお読みくださいましてありがとうございました。