突然ですが、小学校の『道徳』の授業って
必修じゃなかったんですね。
わたしの通った学校では
ちゃんと授業があったので、
当然のものだと思ってました。
必修科目となったのは
一昨年2018年からだというのを
つい先ほど知りました(;'∀')
ところで、その『道徳』の基本とは、
「自分がされてイヤなことは、人にもするな」
ってことですよね。
要するに「思いやり」であり、
「人の気持ちに思いを巡らせる想像力」
を持つ、ということです。
昔々、「ボクはお酒が大好きだから、
人にもじゃんじゃん飲ませるねン♪」
と言ってた人がいました。
当時もう50代半ば過ぎで、
そしてなんと大学の先生。
フザけて冗談で言ってるのかと思ってたら、
学生との飲み会などでは
ホントに飲酒を強要してたから呆れます。
オマケに、今ならすぐにSNSで
拡散&炎上間違いなしな、
酒席でのセクハラ常習犯。
「自分がされてイヤなことは、人にするな」
とは、
「自分がされてイヤじゃないから、人にもやっていい」
のとイコールでは、ありません。
「自分はお酒が好きだから
勧められたらうれしいけど、
他の人はそうじゃないかもしれない」
「自分は触りたいけど、
フトモモをナデたりしたら、
この女子学生は嫌がるだろう」(!?)
などという、思いやりも想像力も、
このセンセイには一切欠けていたのでした。
生身の世界でも、ネットのサイバー空間でも、
思いやりと想像力は円満な人間関係の基本です。
「自分がやられてイヤなことは、人にもしない」
のは当然で、更には
「自分的には問題ないけど、相手はどうかな?」
「不快な気分にならないかな?」
という想像力も、
しっかり働かせることですね。
今日もお読みくださいましてありがとうございました。