こんなご時世のせいか、ここひと月以上、通販サイトでも生地などが手に入りづらい状況になっています。
せっかく「何か作りたい熱」が高まってるのに、なかなか好みのファブリック自体も見つけられず。
そこで、以前からストックしていた布を組みあわせて、ちょっと夏らしい雰囲気の小さなポーチを作ってみました。
出来上がったのが、上の写真の作品。
いつものように、口金とあわせた「がま口」仕様です。
表地には、薄手のフラックスカラーのリネンに、真っ白のコットンのカットワークレースを重ねてみました。
そうすると、なんだか思いがけず、爽やかというか夏らしいイメージになって、どこか避暑地にも似合いそうな雰囲気が漂ってませんか?(笑)
内布には、表に使ったのと同じリネンを用いています。
そして、口金の色はいつもなら、たいていアンティーク・ゴールドを合わせるのですが、今回のファブリックにはその色を合わせると、せっかくのナチュラルな雰囲気が消されてしまう感じに。
そこで今回は、つややかなゴールドを選びました。
縦が約7cm、横幅は9cmほどの手のひらに収まるスモールサイズですが、花模様のようなカットワークの大きさと、ポーチそのもののサイズがベストマッチじゃないかと思います。
これ以上の大きさになると、レースのイメージが素朴すぎて、逆にやぼったい雰囲気になるかと…?
このポーチが似合う高原の避暑地にも、心おきなく出かけられる日常が早く戻ってきてほしいですね。
良い一日を。
今日もお読みくださいましてありがとうございました。